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入会について

アイスクライミング体験 三ツ峠 金ヶ窪沢

真冬のこの時期になると、相模ACではアイスクライミングをやるメンバーが結構おられる。
自分もやりたいとは思ってはいたが、アイスアックスを持ち合わせておらず今冬購入しようかどうか検討中だった。そんな最中にUTiさんからアイスクライミング体験募集のメールが入り、アイスアックスを貸してくれるということで、早々に参加希望を出した。当日、現地まではKuriGさんの車に同乗させてもらい、アイスクライミングや山の話をしながら、現地に近づくにつれて高揚感が出てきた。駐車場に着き、KuriGさんのアイスアックスとアイススクリューを使わせていただけるということで、リュックに詰める。三ツ峠登山口駐車場から、30分位で登山道を外れて沢に入り、まずは小滝で上からロープを確保していただき、氷が張った箇所を登らせてもらうことになった。凍った沢は、まるでカメラのシャッターを長い時間開けて撮った水流の写真の様で不思議な光景に感じた。一部氷が薄い箇所では、氷の奥に水が流れているのが透けて見えてとても美しい。ガチガチに凍っているとはいえ、温度が高ければ水な訳で、大丈夫か?と登る前に、しょうもない事が頭に浮かぶ。この日の氷のコンディションは良かったとのこと。

小滝左側
小滝中央

さて、4~5mくらいの高さの氷を見よう見まねで登るが途中で落下(笑)。ロープ張って貰っていて助かった。ただ、何となくこうやると落ちるのだなというのが分かった気がした。再度チャレンジして、無事に登り終える。アイゼンの前爪とバイルをしっかり氷に入ればいけそうだ。

大滝の様子①大滝の様子②

次は大滝まで移動し、ここでトップロープを張ってもらい、メンバー全員登っていく。三ツ峠でここまで豊富に氷があるとは思わなかった。筆者はぎこちない動作だが何とか登ることができ、岩登りとは違う面白さを感じた。次に、アイススクリューで支点を作る説明をしていただいた。今回は流石にリードは出来ないので、しっかり覚えておこう。全員が右寄りルート、左寄りルートを一通り登り、大滝を後にする。
今度は沢を下り、入渓した箇所にあった出合の堰堤に戻り、トップロープを張り、練習。

堰堤筆者その①
筆者その②

氷に凹凸があり、凹みにアックスや前爪を打ち込むと、うまくかかりやすいようだ。ロッククライミングの岩壁より自由度は高いが、アイスの難しいルートになるとそうもいかないのだろうなと想像する。
アイゼン前爪の蹴り込み方、アイスアックスの打ち込み方、登る姿勢等(へっぴり腰気味か・・・)、色々と教わりながら落ち着いて練習することができだと思う。今回このような企画をしてもらい有り難く、いい体験ができた。メンバーの方には大変お世話になりました。自分の中で山の世界が広がった。

[メンバー] UTi(L)、KuriG、R1000、ケンタ、ふくいち
[山行日] 2022.02.06(日)

written by:ふくいち
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会員は相模原・厚木エリアを中心に、
町田、横浜、大和、座間、海老名、八王子に在住し、
様々な登山ジャンルで活動している地域山岳会です。

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