[47-199](早川尚武)谷川(記)
【メンバー】R1000(L)、ton
12/31(火) 駐車場出発[7:00]~1910m分岐地点にて行動停止[15:30]。雪洞設営。内部にて幕営。
1/1(水) 起床[7:20]・出発[9:25]~林道[14:30]~駐車場到着[15:10]。
星空が見え、夜明けの朝は快晴。行動開始してしばらくは展望があったものの、9時頃から雲が拡がり始める。天に欺瞞があるとは思えないけど、言うなれば疑似晴天。風が吹き始める。1200m 辺りからそれなりの積雪。重い荷物にペースが上がらず。
雲が出始めたかと思えば、瞬く間にガスに巻かれる。視界が閉ざされていく。樹林帯を抜け、ラクダの背に出た時には、視程はほぼ無し。足元すら覚束ない。さてさて、どうルートを見付けるか。風の間に間にかすかに見える、5m 程先のわずかな雪面の凹凸と、右側の断崖を頼りに行き先を定める。雪が積もっていく。風が吹き募る。ザンゲ岩を過ぎて、僅か 50m の登りが進まない。小屋への分岐点までなんとか辿り着いたものの、ラッセルはますます深く、前進しない。あきらめて雪洞設営。
1/1 明けて翌日、一向に晴れない空模様。視界無し。挫けて早々に下山開始。
(記:R1000)