梅雨明けの立山で家族登山!!
久々の家族登山。梅雨明け早々の立山に。私達は 40 歳代夫婦と長男9歳、長女7歳、次男3歳の登山大好き家族。家族全員で登る北アルプスは昨年の燕岳に続き2回目。
深夜に神奈川を出発し、6時に立山駅到着。駐車場は既に満杯。何とか端の空いているスペースに滑り込んだ。ケーブルカーの始発で室堂に向かう算段は、既に無謀であろうと薄す薄す気づきながらも駅の券売所へ。想定通り切符を買い求めるハイカーの群れが長蛇の列を作っていたので足早に最後尾にくっついた。

立山駅券売所
室堂平に到着したのは9時過ぎ。梅雨明けの雲ひとつない晴天と、山肌の至るところに残る雪渓とのコントラストが眩しく家族と一緒に歩けることを嬉しく思った。登山中、本来なら次男が跨る背負子にテントとザックを無理やり詰め込む。家族のポーターとして1時間ほどかけて雷鳥沢野営場へ。
チングルマと雷鳥沢を望む
雷鳥沢は既にほとんどがテントで埋め尽くされていたが、管理棟周辺は空いていた。子供達との野営はトイレに近い場所が助かるので好都合だった。テントを幕営出来たのは 12 時前。その日は登山するのを諦め子供たちと散策に。雪渓での雪遊び、彩雲との遭遇など雷鳥沢を満喫した。夕方に少し雲が出たが夜には天の川も捉えることが出来た。
雪が冷たいっ!
雷鳥沢ヒュッテと淡い彩雲
テントと天の川
2日目、3時に起床。フリーズドライで腹ごしらえし、雄山へ。息子を背負子に乗せて歩き出すと昨日の荷物より重かった。背負子で登山するのは3人目だが、遂に今年が最後かもしれないと感慨にふけながら雪渓やチングルマの群生を越えて一の腰へ。
雷鳥沢から一の腰
一の腰付近から富山湾を望む
この日もピーカンで一の腰山荘からは富士山までよく見えた。ここからのガレ場で子供達は苦戦。それでもお菓子を頬張りながら何とか雄山に登頂。頂上から剱岳、槍が岳、八ヶ岳、富士山と日本の名峰がよく拝めた。登頂まで5時間掛かったので立山三山の縦走は中止。雄山神社本社で万歳三唱して下山。
中腹から一の腰方面を望む
頂上までもう少し
雄山神社を背に
雷鳥沢までの帰りは次男も歩かせた。雪渓や沢を楽しみながら野営場到着したのは 12 時過ぎ。早々にテントを撤収して室堂に向かったが 14 時半に到着。温泉に入りたかったが、湧き水を汲んで下山した。
子供達(幼児・低学年)との登山は標準コースタイムより概ね2時間プラスである。今回も同様だったが、ガレ場や雪渓も臆さない子供達は逞しくなっていた。いつまで一緒に歩いてくれるのかと案じながら神奈川への帰路についた
[メンバー] ZOE、家族
[山行日] 2025.07.19(土) – 07.20(日)