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初めての沢は滝だらけ

沢登り・・・と聞いたとき、歩きにくい沢を沢靴等で歩くイメージでしたが、丹沢にある谷戸入沢に行ってそのイメージが見事に崩壊したのが、今回の山行でした。

山行前日にモンベルショップに行って、沢靴もとい沢足袋とその周辺装備を用意してぶっつけ本番の流れでしたが、購入した翌日にいざ実践できるテンポの良さも悪くない感じでした。いざ沢に入ってみて一番に実感できたのは何といってもグリップの良さで、想像を遥かに上回る効きの良さだったので、1人沢の中ではしゃいでいました(笑)

今回投入したモンベル装備一式。思った以上に良い仕事をしてくれました。
左から「サワタビ」+「サワーサンダルフェルト タビ用」、「ネオプレン プレーンソックス」、「ネオプレン ストリームスパッツ」

谷戸入沢のコースは距離 4㎞ 弱・標高差 400m 弱でそんなに時間はかからないと思っていましたが、ロープ確保が必要な滝が連続し、沢を踏破するまでに5時間と長丁場の沢行となりました。最後の詰め部分で落石を発生させてしまい、後続に迷惑かけてしまったはただひたすらに猛省するばかりでした。

落石発生現場。ここを通るのは非推奨かつ沢の詰めではなかったようでした。

大野山北東部の地形図。行きは大変でしたが、帰りは楽々に下山できました。途中で蕨や梅などが沢山ある所を通るので、下山ルートも結構見どころは多いです。

沢の滝を登攀するのは初めての試みでしたが、ジム練や岩登りの甲斐あって登攀すること自体は苦ではなかったものの岩がボロボロ崩れるのは怖かったため、もろい岩でないか確認しながら慎重に登りました。最初の滝で、両手にかかえる程度の岩を掴んだ時に崩れた時は正直焦りましたが、普段ではお目にかかれない危険予知の一助になったかと。滝がとにかく多かった山行でしたが、次回の沢には登攀用具も持参してチームのアシストができるようになれればと思いました。

沢に入って数分程度で滝に遭遇。

サブリーダーのガッツさんがリード。この時、初めてハーケンを使う所を目の当たりにしました。

リード後に私がトップロープで登攀。最後が土だらけなのと大きな岩が剥がれてしまったため、ロープを掴んで上に上がりました。

2本目の滝。1本目の滝が終わったと思ったら、早くも現れました。ここでもハーケンが大活躍。


3本目の滝。CL のしんめいさんが岩肌を確認し、登攀することになりました。

ガッツさんのリード後、フォロワーが次々と登攀していきました。



滝が連続して進行が悪くなっていたため、一部の滝を高巻き。ここでもロープ確保しなければならないほど、斜度がきつく、足場が悪い区間をトラバースしました。この区間で山ビルに沢山取り付かれため、懸垂下降で沢に戻った後で山ビルの確認タイム。


またしても滝・・・。ここは高巻きできそうになかったので、3段目でロープ確保して登攀しました。


浮石だらけの詰め部分。ゾウガメサイズの岩も普通に動くため、油断できませんでした。
ここはフエルトソールからラバーソールにチェンジしても良かったかも。


下山コース。途中で大野山の稜線が見え、色々な花や実、山菜がある所を通りました。


[メンバー] しんめい(L)、ebi、ガッツ、Tatsu
[山行日] 2021.05.15(土)

written by:Tatsu
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会員は相模原・厚木エリアを中心に、
町田、横浜、大和、座間、海老名、八王子に在住し、
様々な登山ジャンルで活動している地域山岳会です。

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