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入会について

三つ峠マルチピッチ

入会して1ヶ月、私の当面の目標はマルチ。ピッチをスムーズに切れること、ルートファインディングの力をつけることだ。
そのためには、まず、ロープワークを練習したい!リーダーが三つ峠での練習を企画してくれた。

7月17日(土)
晴天!朝は涼しい。富士山がくっきりと見える絶景が広がる。

8時半、三つ峠屏風岩に到着。
みずさんとケンタさんは草溝ルートへ行き、リーダー、koji さん、Tatsu さんと私は、リーダーがかけたトップロープでアップする。手がかり、足がかりはあるものの、朝一はやはり緊張する。
何本か登り、身体がほぐれたところで、リーダーとツルベで一般ルート~地蔵ルートで天狗の踊り場まで行くことにした。koji さんは Tatsu さんに支点構築やロープワークを教える事になった。
リーダーから、支点の使い方、セカンドのビレイ、ダブルロープのテクニック、バックアップ方法など、アドバイスしてもらいながら、天狗の踊り場に到着。先に草溝ルートから登り、到着していたみずさんケンタさんに再会する。
天狗の踊り場にある支点は地面にあり、要領を得ず、セカンドのビレイではここが一番、体力を消耗した。
天狗の踊り場からの眺めは最高だった。
リーダーも私も、カメラを持っていなかった為、写真がなくて残念だ。
懸垂下降時は、下から登ってくる他のチームを回避しながら、落石に注意しながら下降する。最終ピッチを下降し、オレンジ引きを確認後、オレンジを引くが、引けない!
最後の懸垂で私が凹角に入ってしまったことで、ロープが岩に挟まり、スタックしてしまった。結局、リーダーと koji さんが登り返して下さった。懸垂下降も危険要因を回避したルート選びが大事だと痛感した。

お昼ご飯を食べた後は、合流したさんのおすすめルートでフリーの練習をする。なかなか面白いルート。さんの登りを見て勉強する

Tatsu さんはここで、翌日、富士登山のために下山する。その後、草溝ルートも楽しんで下山。
猫のいる落ち着く温泉に入り、うどんを食べて、道の駅かつやまで、はじめての車中泊をした。

7月18日(日)
5時半、はじめての車中泊だったのに、ぐっすり眠れた。8時半頃に中央カンテに到着。
大学の山岳部の方が、もう取りついていたので、順番を待って出発する。大学生達は重いザックを背負い、訓練している。しかし、3ピッチ目でなかなか進めず、ガンバ!としか言えない状況が続いた為、私達は懸垂下降で降りて、亀ルートに行く事にする。みずさんケンタさんは待って登るとのこと。

亀ルート 1-2 で登る。

八寸バンド手前の登りは、苔が生えているし、高度感もありヒヤヒヤした。

3ピッチ目。八寸バンド手前でビレイ。
リーダーは安定して進む。

セカンドは私と koji さん。
高度感があり、ヒヤヒヤして楽しかった!

八寸バンド終了後、だいたいは終了点まで行かずに懸垂下降するらしいが、最終ピッチまで行ってみることにする。3ピッチは koji さんのリード。

最終ピッチはトゲのある植物がおいしげる。どこがルートかわからず、時間を要したが、koji さんは諦めることなく進んだ。

その間、中央カンテから下山したみずさん、ケンタさんは先に下山するとのことで、見送った。koji さんがなんとか支点構築してくれ、セカンドで登ると、相当な草!しかもトゲあり。koji さん、良く突破したなと思った。最後はリーダーが終了点らしき木に支点を作る。

懸垂下降でテラスっぽいところまで降りると絶景が広がった。

その後、2ピッチで懸垂下降し、14時、スタート地点に到着。予想外に最終ピッチのルートファインディングに時間がかかり、亀ルートの名にふさわしいルートであったと感じた。中央カンテに戻る時間もなく、帰路の渋滞も考慮し、早めに下山する事にした。

今回の課題としては、セカンドが2人の時のロープワークもスムーズに出来るように練習すること、ルートファインディングの力を力をつけること、時間管理をすること、が上がった。
学びが多く、有意義な山行だった。

[メンバー] しんご(L)、koji、Tatsu、みほさん、みず、ケンタ
[山行日] 2021.07.17(土) – 07.18(日) 

written by:みほさん
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会員は相模原・厚木エリアを中心に、
町田、横浜、大和、座間、海老名、八王子に在住し、
様々な登山ジャンルで活動している地域山岳会です。

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