(No.29) 沖ノ源次郎沢
前日のセドノ沢右俣は午前中に下山してしまったため、今日は集合を1時間遅らせたが、戸沢駐車場を出発したのは前日と比べ 40分しか違わない。
入渓後、水無川本谷沢を F5 まで行きその先に出合いあり。
本谷沢は南東を向いているため、前日のセドノ沢右俣とは違い、直接陽が当たる場所では暖かく感じた。
前日も風が無かったため寒さを感じなかったが、今日は陽も当たるし風も無い寒さは感じない。この時期だから水を触ると冷たいが体温を奪われるほど濡れるわけではないため、楽しい。
広葉樹の木々に陽が当たり、黄葉が映えていた。
前日のセドノ沢右俣をラバーソールにて遡行したため、今日もラバーソールでスタート。
本谷沢 F2 が若干ヌメっていたため、F3 からフェルトに変更。
感想としては F1~F5 までフェルトが良い。
出合いからは、完全に涸沢。
20m×2段の棚が出現。UTiさんはクライミングシューズに換装、自分は再度ラバーソール着用。
1段目(1P)しんごリード
残置ハーケンやリングボルト少な目。
若干、ランアウト気味で落ち葉でホールドが見つけづらかったが、選んでいけば難しくはない。
2段目(2P)UTi リード
落ち葉で残置ハーケン類が見つけづらい状況、UTiさんはカムを2ケ使用した。
クライミングシューズでなければリードは難しいと感じた。
棚の幅は 15m ほどあるため他にもルートはあり、中央には5.10aのルートがあるらしいが、ほとんど登られていないだろうと推測できるため岩が脆く、支点が取れるか不明なためトライするにはリスクはあると思われる。
大棚から先は、石を積んだ堰堤をいくつか見られたが、水は全くなし。沢登りではなくなってしまった…。
出合い左が沖ノ源次郎沢
右が本谷沢
大棚2ピッチ(黄葉が奇麗だった)
大棚真下から
手積みの堰堤(ここ以降も数か所あり)
戸沢駐車場発[8:50]~脱渓[12:00]~駐車場着[13:40]
[メンバー] UTi(L)、しんご
[山行日] 2022.10.30(日)