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入会について

赤岳主稜

 M氏から赤岳主稜の誘いがあって安易に OK と言ってしまった。去年の春先から碌な山行もせず、岩トレも全くやっていなかった。不安だらけであった。敢えて言うなら以前行ったことがあることくらいで、何とかなるだろう。ダメそうならオールセカンドでお願いするしかないと思った。

1日目

 時間通りに家まで迎えに来てくれて八ヶ岳に向けて出発。インター降りてコンビニ寄って出発した途端にあられが降ってきたが、直ぐに止んでくれた。

 前日雪が降っていたので駐車場は雪が少し積もっていた。気温は厳冬期とは違い思ったほどの寒さはなかった。出だしはオーバーヤッケを着ていたが、途中で暑くなり脱いだ。久しぶりのガチャ類と泊り装備 20Kg ほどだったがペース上がらずM氏と随分離れてしまった。行者小屋には 30 分ほど待たせてしまった。

 12 時台に到着したのでテント内でのんびり寛いだ。夕方頃には続々とテントが張られ 15 張前後になっていた。

 18 時ころに眠りにつくも全く眠ることができず、一睡もできなかった。久しぶりの冬期アルパイン、1P 目出だしが核心リードさせられたらどうしようか。それ以降の岩場登れるかどうか心配などいろいろ不安で寝付けなかった。
(以前行った時はルーファイ分からず、この時も偶数ピッチでリードしたが、岩場を登らず右の方から雪稜のようなところを登っていたと思う。今回の計画が上がったとき YouTube でたまたま検索していたら赤岳主稜の道があったのでルーファイを見ていたら岩場を登っていたので、前回はルーファイミスだとその時やっと気づいた。)
 ただ、今回は土曜日に天狗尾根、赤岳主稜を連続登攀した若者がいるとM氏が言っていたのでトレースが残っているだろうと少し不安要素は減った。

2日目

 予定通りの起床と出発時間の行動ができた。M氏情報だと阿弥陀岳北稜が多いということであった。テンバ周辺は思ったほど風はなかったが森林限界を越えるとそれなりに風が吹いていたが、厳冬期に比べればまだましであった。心配していたトラバースは雪崩に遭うことなく通過することができた。

 たまたま成り行きでM氏がスタート側にいたので先に登ると言ってくれた時は内心ホッとした。準備しているときに後続パーティ1組とガイドパーティ1組がやってきた。ガイドパーティは別のルートから登っていた。

 1P 目セカンドで登るもどうやって登ろうか、後続もいるし焦る。バイル2本用意したがM氏1本で登って行ったので私も1本で登ることにした。案の定出だし難儀しながら登ることができた。出発前にトランシーバーの電池を入れて渡せばよかったのだが、ここで電池を入れたりするのは時間のロスなどに繋がるのでホイッスルで取り決めた。M氏は声が大きく出るのでコールで何とかなったが私は声が小さいのでホイッスルで対応した。

 2P 目リード前回は右の方から回り込んで雪稜を登ったが、今回は岩場を登らなければならない。緊張しながら登ったが思ったほど難しくはなかった。1P 目以外は何の問題もなかった。ただ、ロープがキンクしているのか、なかなかロープを繰り出しが遅く登るのに大変であった。雪稜はコンテで登るパーティもいるようだが、全てスタカットでのぼる。

 6P 目以降は休憩することができないというので、ここで行動食やお湯を飲む。後続にはガードパーティが控えていた。パンを半分食べて登攀準備をする。後は2~3ピッチで終了と 6P 目セカンドビレイ中に通り過ぎたガイドが教えてくれた。そのガイドがお客さんにあの岩場を過ぎると景色が良いよと話していた。

 7P 目終了だったか、直ぐ先に登山者が見えていたのでロープしまって後はそのまま歩いて赤岳山頂に 11 時前に到着した。しばし休憩したのち地蔵尾根経由で行者に戻りテント撤収して鉱泉経由で下山した。アイスキャンディーは問題なく登れる状態であったが、誰一人登っていなかった。下山路は昨日雪で覆われていたのにすっかり溶けてしまって春の陽気であった。

 私にとっては 2P 目以降は何の問題もなく(おそらく 1P 目も問題ないと思うが)、久しぶりの冬期アルパインとても楽しかった。誘ってくれたM氏に感謝。

[メンバー] みず、M(L,非会員)
[山行日] 026.03.07(土) – 03.08(日)

written by:みず
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会員は相模原・厚木エリアを中心に、
町田、横浜、大和、座間、海老名、八王子に在住し、
様々な登山ジャンルで活動している地域山岳会です。

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