見晴茶屋
大倉尾根にある見晴茶屋で親睦山行を開催してくれるということで、仕事が終わってから遅れて参加させて頂きました。
大倉に 19 時頃に到着し、ヘッデンを着けて出発。この時間でも下山して来る人も居り、ヘッデンも持たずにスマホのライトを頼りにする人も。30 分程度で見晴茶屋に到着。小屋の前からは秦野市街の夜景が望める。
小屋に着くと既に鍋が準備済み、参加者6人全員が揃ったのでまずはビールで乾杯。遅刻しながらも秦野市街の酒屋で購入した山北町の酒、その名も湧深青(ユーシンブルー)。辛口で美味い。他の方が持参してくれたマルスウィスキーの「ツインアルプス」も頂く。山に因んだお酒を持ってくるのは山岳会らしい。主催者のクリ爺さんがプロジェクターを持って来て下さり、国内からネパール、インド、台湾、韓国の様々な山、岩場の写真を見せて頂く。山の映像を見ながら、お酒を飲み、山の話をする、山が好きなメンバーでの楽しい時間をゆっくりと過ごす。
翌朝、小屋の前から日の出を眺めた後に、朝食は目刺し、納豆、生卵、そして具沢山味噌汁で十分な栄養を摂取。支度を済ませて全員で集合写真を撮り、3名は塔ノ岳へ、筆者を含む2名は小草平沢に向かいました。見晴茶屋の裏手から堀山林道に降りて、二俣へ。二俣で2名と合流し、沢装備を身に付け入渓。
小草平沢は後藤真一さんの丹沢の谷 200 ルートで「短い流程に滝が 20 以上詰まったクライミング主体の沢(沢1級)」と解説されているとのこと。みずさんがリードで登りました。今回、筆者は2回目の沢登り、何度かロープを出して頂きながら遡行しました。滝登りが続きホールド、スタンスを考えながら楽しみながら登る。ロープワークなど持ち帰って復習すべき宿題も見つかりました。思った以上に濡れ、行動中は寒くはなかったが、休憩していると体が冷えてくる。最後は堀山の家近くの登山道に詰めて、大倉尾根から見晴茶屋に戻る。お茶を頂き休憩して、塔ノ岳組と合流した後に下山しました。
[メンバー] クリ爺、なべさん、みず、かず、ebi、koji、非会員(2)
[山行日] 2020.10.31(土) – 11.01(日)