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春の穂高に会いに

春の穂高に会いに
4/26~27 で前穂高岳をピストンしてきました。
1日目は岳沢小屋でテント泊して、2日目に奥明神沢~ダイレクトルンゼ~前穂高岳を往復しました。初日に時間があるので、大先輩にお願いして来期のための雪訓も兼ねてもらいました。

【上高地から】

それにしても春の穂高はとても美しいです。
ゴールデンウイーク直前のためか、沢渡からのバスも空いていて、上高地も閑散としていていました。

【岳沢】

岳沢小屋はプレオープンしていて、トイレが使用でき、お水も貰えました。登山道も整備して下さっていて、暑い位の日差しの中、快適に登って岳沢小屋に着きました。

【岳沢小屋】

斜面を整地してテントを張ろうとすると、荷揚げのヘリがいつ来るか分からないのでそれまでは張れないとのことです。
それなら先に雪訓を始めてもらおうと、小屋の向かいの斜面に装備をつけて上がりました。
足慣らしに登り降りを繰り返し、次は苦手な滑落停止の練習です。結構何回かやっているのですが、全部の動作をこなして止まれたことが実はありません。今回も雪だらけになりながら何回も失敗を繰り返し、初めて成功できました。(感謝です!)
その後は、確保のやり方を確認していきます。

【確保練習】

アックスとスノーバーでセルフビレイをとり、肩がらみで確保してみましたが、パートナーが落ちたとたん、バランスを崩してぶっ飛んでしまいました。(アックスも抜けてしまい、スノーバーの方のセルフで止まりました。)次にアックスとスノーバーの支点でピンチビレイをした時は全然大丈夫でした。何回か数パターン繰り返し、最後にアックス2本で懸垂し、回収する方法を試してみました。

【アックス2本で懸垂の準備】

案外上手く行ったので面白かったですが、実際そういう場面に出くわしたくないかもと思います。
夜は冷えて、プラティパスの水が少し凍るくらいでした。満月に近い月がとても綺麗で明るかったです。
2日目もとてもいい天気で雪の状態も良く、奥明神沢からダイレクトルンゼは斜度があっても歩きやすかったです。でも気温が暑い位でしたので、午後遅くなれば雪がグサグサになり苦労しそうでした。(私たちは午前中に戻ってきたので大丈夫です)

【奥明神沢】

前穂高岳からの景色にしばしうっとりします。

【前穂高岳山頂】

【前穂から槍】

頂上から、北尾根のトレースがみえました。また、明神の方にも東稜に行ってきたのかトレースがありました。残雪期のバリエーションルートに行きたいなぁと羨ましいですが、行きたい行きたいで行けるわけもないので、目の前の課題を取りあえずやっていこうと思います。そして季節も目まぐるしく変わっていくので、クライミングも頑張って、バリ歩いて、出来たら沢もとやることがいっぱいですね。♪

[メンバー] ちょう(L)、ねこ
[山行日] 2021.04.26(月) – 04.27(火)

written by:ねこ
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会員は相模原・厚木エリアを中心に、
町田、横浜、大和、座間、海老名、八王子に在住し、
様々な登山ジャンルで活動している地域山岳会です。

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