(No.39) 沖ビリ沢下降~樅ノ木沢遡行
丹沢50ルートに選ばれた「No.39(沢登り)山伏峠~沖ビリ沢下降~樅ノ木沢遡行~山伏峠」にみずリーダーのお声掛けでもんさんと私の3名で行ってきました。
丹沢50ルートの選定理由は「滑~!」(笑)、まさしく滑がすばらしいルートです。
歩きはじめから始まるきれいな滑。
丹沢の中でもこれだけの滑歩きを楽しめる沢はなかなかないでしょう。
「こういう気楽な沢が好きだなぁ~」と言いながら歩いていたみずさん。私も同感。
こんな滝はもんさんが「スライダーしたい♪」とはしゃぎますが、
絶対にお尻が痛くなるので滑るのは我慢。
みずさんの巨大なザックが木に挟まって身動き出来ず(笑)
ザックの中には沢泊のお楽しみがいっぱい。みずリーダーありがとうございます!
どこまでも続く楽しい滑歩き。
そして沖ビリ沢下降の途中から金山沢林道にあがり、樅ノ木橋から樅ノ木沢へ。
樅ノ木沢に入るとすぐにちょっとしたプールのような渓になり、そこでは足元で魚がビュンビュン泳いで通り過ぎていくのがよく見えて興奮!
ここからは、もんさんは釣りをしながら遡行、みずさんと私は先に進んでテント場探しと二手に分かれることになりました。
テント場はだいたい西沢との出合あたりと考えていたとおりの場所に決定。
タープを張り薪を集め、もんさんの釣果を期待しながら待っていましたが、結果は厳しく…。
それではとみずさんが張り切って竿を出したところ、あっという間の一匹目!さすが~!
私はというと、釣りは去年から始めましたが、まだまだ修行の身で今回もすぐに退散。
というわけで、釣果はみずさんの釣ったヤマメ7寸一匹、リリースしたチビ3匹となりました。
お泊り沢の楽しみは何といっても焚き火タイム。
日帰りでも行けるルートですが、あえてお泊りにしたのはこのお楽しみのため。
みずさんのヤマメをお裾分けしてもらい、骨酒を楽しみ、最高~♪
それにしても、みずさんのザックからビール、日本酒、ワインとお酒がたくさん出てきて驚きました。巨大なザックを背負える体力があるほどお楽しみも増える、本当にそう感じます。みずさんの巨大ザックに感謝をこめてカンパイ!宴会が盛り上がったのは言うまでもありません。もちろんきれいに飲み干しておやすみなさい・・・
翌朝は、樅ノ木沢を遡行します。
西沢との出合、右が樅ノ木沢です。
この淵はまるで生け簀のようにお魚がたくさん泳いでいました!
樅ノ木沢の渓もきれいです。
良い淵がたくさんあり、すっかり釣りに目覚めたもんさんは魚影に目を光らせながら遡行。
水の中をじゃぶじゃぶ。こちらの沢も癒し系です。
ちょっとした滝もガバホールドで楽しい。
唯一高巻きした890m付近の8m滝!懸垂下降で沢に戻りました。
チームワークよく楽しい二日間を過ごせました。メンバーに感謝!
天気が不安定で最後の最後までリーダーのみずさんが天気予報を確認してくださった末の決行でしたが、みずさんの読み以上に天気に恵まれ、時々陽の光が差して美しい滑歩きを堪能し、釣りも焚き火も大満足、もんさんの渓中泊デビューとたくさんの目的を達成することができた山行となりました。
[メンバー]みず(L)、もん、miyuki
[山行日]2022.07.09(土) – 07.10(日)