４月15日に山岳スポーツセンターにて相模アルパインクラブ 50 周年記念集会を開催しました。
　OB ４名も含め 33 名が参加し、盛況の内に終える事ができました。

　始めになべさんより、会の創立から 50 年間の歴史について話していただきました。私を含めここ数年の間に入会した会員が多いため、相模 AC から町田グラウスやさがみ山友会が派生していったことや、以前は海外遠征を目標として会員が切磋琢磨していたことなど、知らなかったことを沢山聞くことができました。

　次に UTi さんとしんごさんより、甲斐駒ヶ岳赤石沢Ａフランケ赤蜘蛛ルートの山行報告がありました。これは純さんが相模 AC のエイド技術の継承のために企画した、赤蜘蛛プロジェクトの目標ルートです。ここでも 50 年続く会の歴史が引き継がれています。

赤蜘蛛プロジェクトの報告

　ちょうさんからは 50 数年前の頃の登山の話をしていただき、現在よりも心許ない装備で海外の未踏峰を目指していた歴史に、昔の登山家の凄みを感じました。

　純さんからは海外遠征での高度順応の難しさなど高所登山のお話をしていただき、いつかはヒマラヤなどの高山にも行けるよう、トレーニングを積み重ねていこうと気持ちを新たにしました。

　夕食後には OB のＩさんの山の唄のアコーディオン演奏がありました。昔は山の唄はみんなが知っていてテントで合唱していたそうですが、私が知っているのは『山男の歌』ぐらいで他にも色々な歌を演奏していただき、盛り上がりました。

山の唄のアコーディオン演奏

　普段なかなか会うことのない OB の方のお話を聞き、諸先輩が築き上げてきた 50 年の歴史を知り、これから先も繋いでいきたいと思いました。
　お忙しい中参加して下さった OB の皆様、本当にありがとうございました。

翌朝、三々五々解散

［開催日］2023.04.15(土)