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里地里山探訪
~三浦アルプス周辺~

年末年始休暇の〆に、三浦アルプス周辺の谷戸、里地里山を探訪しました。

[パート1:仙元山~ピークCo189m]
横須賀線の逗子駅で降り、集合場所の京浜急行逗子線逗子・葉山駅でガッツさんと落ち合い、葉山教会に向かう。教会への登り坂の途中で振り返ると相模湾が広がり始めていた。

教会の手前で二人、道の枯れ葉を掃除していたが奉仕活動であろうか。教会からさらに一登りで仙元山 Co118m、数名の男性が休憩していた。海上を除いて三浦半島側からの相模湾の眺めは初めて。今までは丹沢、伊豆あたりからであったので新鮮。何故か富士山を探してしまうが、雲の陰。

[仙元山から、相模湾の向こうに丹沢・箱根]

仙元山から先で、数名のトレイルランナーとすれ違う。仙元山の先のピーク Co189m で再び景観を楽しむ。伊豆大島、富士山が望めた。

[仙元山の先のピーク Co189m からの伊豆大島と富士山]

[パート2:谷戸から二子山(砲台跡地)]
ピーク Co189m から三浦アルプス・トレッキングコースを外れ、森戸川沿いの「大山」地区に一旦下る。「大山」地区では民家の土蔵の壁にリスを見た。他にも狸のような小動物も見かけた。

森戸川沿いの車道を進むが行き過ぎてしまい、少し戻り森戸川に架かる「みやのだいばし」を見つけた。

橋の先の竹林を抜け進むと田んぼ。谷戸があるとは驚き!

[谷戸]

谷戸が終わり、沢筋が段々細くなってきた。
ここでもランナーと藪を挟んですれ違った。


沢を詰めて尾根に上がり、下二子山 206m で小休止。
展望は無かった。

上二子山 208m には展望台と電波塔があった。
ここから先には幅広の車道が付いていた。電波塔建設のために道を作ったのかと思っていたが、後日調べてみると「砲台道」と地元トレッキングマップには記載があり、「横須賀海軍警備隊 第一高角砲大隊所属 二子山高角砲台」の跡地だった。
参考:http://tokyowanyosai.com/yousai/newdata/futa.html

[二子山展望台から東京湾]

[パート3:森戸川南沢源流~乳頭山]
上二子山から砲台道を少し下り、途中の分岐から森戸川林道終点(南沢出合)に向かう。
沢沿いを進むと途中で「うなぎ淵」の標識、興味が湧くが行先が異なり残念。小附沢(北沢)の沢床に一旦下りて最初の徒渉。

南沢出合では女性2名が休憩していた。我々は南沢右岸に着けられた道を進む。途中1組の男女パーティーとすれ違った。南沢の徒渉点で石垣を何度か見かけた。南沢の沢床はほとんど傾斜がなく平らで、両岸も切通しの様で、造成されたように思えた。



乳頭山が近くなると岸の踏み跡もなくなり沢床を進むが、
濡れることはなかった。

最後は、乳頭山へのダイレクト尾根に上がり、乳頭山直下のトラバース道に着いた。山頂には数名が休憩。私たちも休憩。私はここも初めての長浦湾、横須賀本港の眺め。

[乳頭山から長浦湾と横須賀本港]

[乳頭山から猿島]

[パート4:田浦梅林~銭湯]
乳頭山からの下り「横浜横須賀道路」を跨ぎ、田浦梅の里展望台で東京湾を眺めゴールが近いことを感じた。梅はまだ。



田浦駅から1駅電車に乗り「逗子の銭湯 あづま湯」で冷えた体を温めた。改装したばかりのようで、駅から近く良い銭湯だった。

ガッツさんの変化に富んだコース計画で、沢の源流や相模湾、東京湾、房総半島など展望・遠望などを楽しめた一日でした。

[メンバー] ガッツ(L)、しんめい
[山行日] 2021.01.03(日)

written by:しんめい
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会員は相模原・厚木エリアを中心に、
町田、横浜、大和、座間、海老名、八王子に在住し、
様々な登山ジャンルで活動している地域山岳会です。

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