秦野南部エリア周遊記
神奈川県の山々と言えば、丹沢山地、箱根山域、三浦半島山域が有名ですが、あえてこれらの有名スポットを外した面白そうな山々はないかと地図を眺めていたら、低山がいくつもありそうなこのエリアに興味もったのがこの山行をやるに至ったきっかけでした。善は急げ!ということで、1回で沢山の山々を巡れそうなルートはないかと試行錯誤していたら、以下のような鶴巻温泉から始まる約 55㎞ に及ぶ周遊ルート(反時計回り)が出来上がりました。
計画とルートを決めたら早速行動ということで、1回目は身体のコンデションが悪くて途中離脱。身体の調子を整えてから2回目でグルっと回ってきました。序盤は鶴巻温泉から弘法山、権現山のメジャーな丘陵ルート。次が八国見山まで伸びる渋沢丘陵ルート。更に八国見山から里山群を南下してからの曽我丘陵ルート。曽我丘陵から吾妻山公園経由の沿岸ルート。最後は関東ふれあいの道ルートである鷹取山・里のみち&弘法大師と桜のみちを含めた要所5本立てのコース。基本的に山中から出たり入ったり、登り降りを頻繁に繰り返すので、ずっと山中で滞在、登り続ける山行とはまた違った面白さがありました。
序盤の権現山から見える渋沢丘陵(手前の山々)、箱根山域(奥の山々)そして、富士山。
渋沢丘陵の八国見山。天気が良かったので、富士山の景観は良かったです。
八国見山から南下すると、ここが神奈川県とは思えない田園風景が広がっていました。
ここから曽我丘陵の始まり。通称みかんの花咲く里山コース。
曽我丘陵を進んで行くと相模湾が見えてきました。丹沢山地とはまた違った見え方で新鮮。
曽我丘陵の高山山頂ではみかんの木が沢山ありました。
吾妻山へ向かう道中で、川勾神社に寄り道。感染対策の注意書きもしっかりありました。
吾妻山公園の展望台。事前下調べをせずに来たのですが、こんな人が集まるスポットだとは思わず結構驚きでした。
久々に海の蒼さを目の当たりにしました。海は改めて蒼かったんだな~と。
左から相模湾、真ん中が箱根山域、右は言わずと知れた富士山。手前の花が多分菜の花。今回の山行における一番良い景観でした。
今回のコースは裏手から吾妻山公園に入りましたが、通常はこっちがメジャーな入口。二宮駅から徒歩5分程度。公園目当てで訪れる人が結構いました。
吾妻山公園の次は後半パートの関東ふれあいの道ルート。ここから看板を伝って進んでいきます。
鷹取山手前の農道。これから山登り後半戦の開始。
関東ふれあいの道の石柱。歴史を感じさせる道ですね。
鷹取山の大鳥居。関東ふれあいの道の歴史建造物には説明看板が大抵設置されているので、なにこれ?という風にならないのが良いところでした。
鳥居を過ぎた後も山頂まではまだまだ木段続く。ちょっとしんどいかな・・・
鷹取神社。ハイカーご一行が1組休憩していました。山頂の三角点はさらに奥。
あまり意味はないですが、三角点の捜索完了。ほぼ山林なので、景観は皆無でした。
鷹取山を抜けたら、あとはひたすら大山方面に向かって、鶴巻温泉駅で無事終了。今回は本当に雲一つない快晴で、とても2月と思えないポカポカした一日でした。
[メンバー] Tatsu
[山行日] 2021.02.20(土)