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三つ峠クライミングレスキュー訓練

三つ峠、一度懸垂の講習で行った事があるが、実際に岩に触るの初めてだ。

ジムでクライミングを初めてから 10 ヶ月、外岩デビューから6ヶ月、あっという間に岩の虜になってしまった。

今まで、登る練習ばかりで懸垂すら数回しか経験のない私にレスキューができるのか、正直不安だった。しかし、登るからには降りなければならない、しかもトラブルが無いとは限らない。人生と同じくクライミングもアクシデントやトラブルは付き物だ。
クライミングは、特に相手あっての楽しくも危険なスポーツである。レスキューシステムを理解し救助出来なければ、クライマーではないと言っても過言ではない。と、最近つくづく思う。

一日目、懸垂からの登り返しは、アブミに乗り込むのとロープを動かす動作が同時に出きると上手く上がれる。これはコツをつかむまで一人でも練習できる。
セカンドの救助から介助懸垂、(カウンターラッペル) これはなかなか手間取った。本番なら要救助者は待ち時間の長さに大きなストレスを感じるだろう。
セカンド側のロープにマッシャーなどでオートブロックを作り、ガイドビレイのシステムを解除する。懸垂の支点を作りセカンドまで下降。この作業がいかに正確に素早くできるか。間違えば2人の命にかかわる。




二日目、要救助者の引き上げ。これはとても難しい。
セカンド側にマッシャーなどでオートブロックを作り引き上げる。上へ引き上げるより、下へ引っ張った方が楽なので、カラビナで1リターンする。又はで自分のビレイループにガルダーを作り自分たの体重を利用して引き上げたほうが良い。
リードの救助は、(カウンターリード、カウンターユマーリング)登り返しの時のように、ATC をミュールノットで固定しながら登るとトップロープ状態で登れる。リードは下降するのでゆっくり。リードまで到着したら、ビレイループにヌンチャクで繋げ、一緒に下りる。または、懸垂の時のように登り返ししてリードまで到着したら、同じように下りる。
背負い懸垂は、体重差があるとかなり難しい。が、相手を助けるためには何とか背負うしかない。




2日間、本当に有意義な時間だった。講師を努めてくださったさんを始め、初心者の指導をしてくださった史一さん、san さん、ちょうさん、ねこさん、ton さん、皆さまからもたくさんの指導とアドバイスを頂きありがとうございました。
三つ峠は、落石が多く会長のヘルメットに直撃するなど、天災も多い場所だった。今回は本当のレスキューにならずにすんだが、本番ではどんな天災が降りかかってくるかわからない。ミスによるアクシデントが起こらないようにしたいが、いざというときには学んだレスキュー技術を少しでも生かせるよう日々精進してゆきたい。

[メンバー] 純(L)、しんめい、たけ、imo、ねこ、まり、ケンタ、Tatsu、みず、koji、たまのり、佐和ちゃん、ton、ちょう、ガッツ、静子、史一、san
[山行日] 2021.04.10(土) – 04.11(日)

written by:佐和ちゃん
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会員は相模原・厚木エリアを中心に、
町田、横浜、大和、座間、海老名、八王子に在住し、
様々な登山ジャンルで活動している地域山岳会です。

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