林道続くよ どこまでも in 入笠山
林道続くよ どこまでも in 入笠山
そろそろ夏登山も近づいてきたので、テント装備のチェックなどを目的とした山行として入笠山へ行ってきました。
メジャーな沢入(入笠山登山口)から入ってしまうと山登りがすぐに終わってしまうため、あえて中央線「すずらんの里駅」からスタートすることに。すずらんの里駅は無人駅かつ周辺には店も自販機もないところで、久々に田舎に来た!という感じでした。
予定していたルートを辿りながら進んでいましたが、延々と林道が続き、最終的に林道だけでマナスル山荘まで到達。正直かなり退屈なルートでしたが、登り下り共に安全な行き来ができるルートということが分かりました。テン泊場は入笠牧場を利用させて頂きましたが、予約していなかったことに対して注意を受けたため、利用する方は要予約。この日の利用者は私1人だけだったので、広々とサイトを使うことができました。ちょうど牧場内で鹿の駆除をやっていたので、テントの設営&撤去練習をしながら眺めていましたが、実際に鹿に向かって発砲している所を間の当たりにできたのは結構貴重な体験でした。入笠牧場の管理人から入笠山の周辺について色々と教えてもらい、開拓する余地がまだまだありそうで結構面白い場所だと感じました。
2日目は高見岩、高座岩、テイ沢、大阿原湿原、釜無山、入笠山を一通り行った中で、初日とは打って変わって、山々しさが増えて面白さが格段に上がりました。釜無山道中の笹漕ぎはかなり嫌々ながら進んでいましたが・・・。釜無山以南のバリエーションルートや鹿嶺高原までの登山コースなども機会あれば行ってみたいところです。入笠山からの下山道は青柳駅方面のルートを採用しましたが、林道と登山道が入り組んだ道となっていて下山サイドだと比較的迷いやすい印象を受けました。久々にそれなりの荷物を背負って山行ができたので、今年の夏も楽しめそうなルートを狙って縦走したいと思います。
今回の山行ルート。釜無山への笹漕ぎを除き、平和な登山道もとい林道。
今回はすずらんの里駅からスタート。周辺に何もない無人駅でした(左写真)。入笠山方面に向かってしばらく街中を徒歩(右写真)。
林道だらけで退屈しながら登っていましたが、道中でハイカーを発見し妙に親近感が湧きました。
入笠湿原(左写真)を横切り、入笠山直下の入口(右写真)まで林道&舗装路でした。
初日は時間が有り余るほどあったので、入笠牧場のキャンプサイトで設営と撤収のタイムトライアルしながら、鹿の駆除模様を眺めたりしていました。天気が良かったので、持ってきたシェルターで寝ましたが、荷物が多いとシェルター内が手狭になるのが少しネックでした。
2日目の序盤は高座岩と高見岩があるトレッキングコース。鹿嶺高原まで続いている模様。
中央アルプス方面の景色が良く見えました。
テイ沢のルートは、一部の丸太橋が破損していたりしたが、道ははっきりしていて比較的快適な道でした。(左:破損した丸太橋 右:大阿原湿原入り口)
釜無山山頂(左写真)。道中はひたすら林道と笹漕ぎ(右写真)がありました。
入笠山山頂(左写真)。左側に見えるのが北アルプスで、稜線はまだ残雪がある模様。
南アルプスの甲斐駒方面(右写真)も奇麗に見えました。
下山道は来た道の分岐路の青柳駅方面(左写真)を利用。2日目も終始天気が良く、青柳駅付近(右写真)でもほぼ快晴でした。
[メンバー] Tatsu
[山行日] 2021.05.29(土) – 05.30(日)