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入会について

労山県連講習会

つい先日、友人3人と低山ハイクに出かけた際、友人の一人が膝を痛めてしまい往復4時間のコースを倍の時間を掛けて下山した。

この件もあり、山岳会への入会を決めた理由を思い出した。
その理由とは、自ら企画した山行でアクシデントが発生した際に対応できるようになりたい。でした。

一年前に書いた入会希望動機だったし、ここ最近は山に長けている会のメンバーと山行を共にしていたためすっかり忘れていた。

そんなこともあり、参加者を募っていた講習会へ参加してきました。
講習会は2日間のスケジュールで行われました。

初日はファーストエイド。
ファーストエイドは応急処置であり、それ以上状況を悪化させないようにするためのものであることを教わった。
ですが、医療従事者でもない自分がその場に居合わせたとき、出来ることは現時点では「0(ゼロ)」なので、0を「1」にすることが今回の目的。

また、ファーストエイド行う前に自分の身とメンバーの安全を確保することで二次、三次の事故を防ぐことも必要だということも改めて知った。

一日目の講義内で実践的なことを教えてもらいゼロから0.4くらいになった…気がします。
初日最後はビバーク訓練。ツェルト泊自体は数回経験したことがありましたが、マットの上でシュラフに包まりぬくぬくとした経験のみ。
なので、寒さと時間に耐える経験はゼロ。

その耐える訓練時間はたった2時間でしたが、回りにも自分と同じように耐えている人がいると思うとそれほど苦ではなく、いざというときの為になったのかはちょっと疑問ですが、この2時間でさらに0.1プラス。なので初日だけでゼロから0.5にアップ。

ちなみに、その2時間耐えてからのシュラフの暖かさはヤバかった(笑)

二日目は引き上げシステム。

最小限の道具で滑落した仲間を引き上げる。
スリング、カラビナ、補助ロープ。
クライミングをやっているため、ビレイデバイスを使用すれば引き上げることが可能だとわかっていましたが、通常のピークハントでは持参しない。
かと言って、上記の道具を持って山に行っているかと聞かれればNO。
ですが、ビレイデバイスで引き上げることしか知らない自分が、無くても引き上げられるやり方を知ったことで、近くにいる登山者に声を掛け、上記の道具をかき集めれば、要救助者を確保することが出来ることになる。

システムの引き上げ実践。
斜面にて実践形式で引き上げを行いました。
さっき教わったばかりなのにもう忘れている。
他人がやっている時は自分は冷静に出来ると思っていたが、いざ自分の番になると出来ない。
復習しないと全然ダメだ。使い物にならん。

ということで、二日目も知らない知識を得た
ことで、初日と合わせて0.9にアップ。
「0ゼロ」から「1」にするには0.1足らない。
こうして寄稿文を書きながら思うのは、その0.1は復習をやって晴れて「1」することが出来るのかなと、思います。ということで、いつ復習しようかな。

written by:しんご
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会員は相模原・厚木エリアを中心に、
町田、横浜、大和、座間、海老名、八王子に在住し、
様々な登山ジャンルで活動している地域山岳会です。

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