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【冬合宿】石尊稜

合宿2日目に石尊稜へ連れていってもらった。
雪山経験は過去何度もあるものの、その全てが一般登山道を行くもので今回のような登攀を伴う本格的なルートは初めて。

準備を整えテントを出たのは7:20。
2日目の今日は風が強くなる予報だったが、今は風が全然ない。

行者小屋方面へ向かい、橋を渡った所で左へ逸れトレース進んでいく。
数百mくらい進んだところで先行パーティーの姿が見えた。
そのパーティーは、ここまでラッセルを強いられたためここよりも少し先でやむなく撤退してきたとのこと。

ということは、その先から我々がラッセルしなければならないということか。。。

9:20取付きに到着。
よくは覚えていないが単純計算で1時間半はラッセルしていたのだろう。
その時間でどのくらいの距離を進んだのかは不明。
遊び程度のラッセルはしたことがあるが、ここまで本格的なのは初めてなのでとても草臥れた。
来月に雪洞ラッセル訓練が行われるが、その際は後ろの方でひっそりとしていようか
な(笑)


取付きからはフリーとスタカットを交え順調にあがるが、ラッセル疲れが3人とも露呈してきているため進みが遅い。というか、ラッセル泥棒を計算に入れてきた後続パーティーが早すぎる。

上部岩壁に到着したのは14:30。
この時間で上部岩壁取付きは遅いのだろうと思ったが、他の2人は慌てている様子がなかったので、自分も落ち着くことが出来た。またテン場にいるメンバーたちと無線で繋がっているというのは心強かった。

稜線に上がったのは16:00。
最後は風も強くなり始め、寒くてつま先がジンジンしているなか稜線に上がり、

この時間だからこその夕刻の景色を満喫することが出来た。

下山は地蔵尾根から、途中からヘッデンが必要になり、樹林帯に入るとさらに真っ暗。
腹が減ったなぁ。。。と、思いながら淡々と歩を進め、行者小屋で小休憩を経た後、赤岳鉱泉に無事帰還した。

自身初となる雪稜はとても良い経験となったが、体力・技術・知識がまだまだだなと感じた。今冬はもう数回雪稜を経験してみたいと思う。

[メンバー] なーたん(L)、ton、しんご
[山行日] 2022.1.09(日)

written by:しんご
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会員は相模原・厚木エリアを中心に、
町田、横浜、大和、座間、海老名、八王子に在住し、
様々な登山ジャンルで活動している地域山岳会です。

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