谷川岳雪上訓練
谷川岳西黒尾根で会山行の雪上訓練をしてきました。土曜日と日曜日の2日間の予定でしたが、寒波の影響で日曜日の日帰りに変更。大雪が降った翌日で、交通状態が心配されましたが、大きな影響もなく到着。ベースプラザに到着。身支度を整えて、リーダーのR1000さんから今日のスケジュールの説明を受けて出発。
前日の大雪で1m近く積もったという予報通り、林道にも雪がたっぷりでしたが、トレースがあったので快適に登山口まで到着。
登山口からもトレースがあり、快適に歩を進める。天気も良く久しぶりの雪山歩きはやっぱり楽しい。しばらく登って展望が開けてくると、向かいにある白毛門、一ノ倉沢も見えてくる。
ラクダのコルが見えてくると、先行パーティが見えてきて、それ以降のトレースがないことがわかる。今回の目的は雪上訓練なので、ここで引き返すことに。
急な下りでロープを使って降りる練習を行いました。スリングで簡易ハーネスを作り、フリクションノットを使ってハーネスとロープを連結、こうすると連続して複数人が下降できるので短時間で降ることができると教わった。
途中でラッセルの練習などもしながら林道まで戻った。
林道のコーナーの吹き溜まりで、ビーコンとプローブを使って埋没者の探索の練習を行いました。ザックにビーコンを入れて雪に埋めてビーコンで探す。埋没者の位置に近付いたら、プローブを使って埋没者の位置と姿勢、特に頭部の位置を推定し、周辺部から掘り起こす。
また、一列に並んで順番に埋没者を探索するラインプロービングの練習も行った。一通りの練習を終え、予定通りの時間に下山。
帰りは相模ACメンバー行き付けのお店のやぶそばで美味しいお蕎麦をいただき帰路につく。これから始まる本格的な雪山シーズンが楽しみです。
[メンバー] R1000(L)、みず、しんめい、かず、ton、koji、しんご
[山行日] 2021.12.19(日)