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比叡の岩場

 宮崎県の比叡の岩場にクライミングに行ってきました。
地元の山岳会と長年の交流があり、山岳会所有する山小屋に三泊させていただきました。
滞在中は山岳会の方々が美味しいお料理を作って下さって至れり尽くせりで、また北海道・大分・福岡から来たメンバーとの交流も楽しみました。
山岳会の皆さんの南国らしい明るい雰囲気と温かいもてなしに感激しました。
本当にありがとうございました!

 1日目は熊本空港から車で2時間で比叡に到着。
山岳会のさんに案内いただき、駐車場から 15 分ほど登ると大きなスラブ壁があります。比叡は1峰2峰3峰とあり、1峰南面だけで 24 本のマルチルートがあります。
降雨予想だったため1峰南面の短いマルチルートの 3KN と TAカンテに登りました。TA カンテはすっきりしたカンテ登りの人気ルートです。途中小雨に降られさんに急かされながら無事登攀し、登山道から下山しました。


 2日目は1日中雨のため高千穂峡と天の岩戸神社に観光に行きました。高千穂峡は柱状節理が形成されていて、あのクラックはハンドが決まりそうだけど上部のハングで落ちて水中にボチャンだね、などと話しながら歩きました。道の駅で食べたチキン南蛮が美味しかった!

 3日目は晴天でしたがまだ岩場が濡れていたので、午前中は2峰下部の道路沿いにある 10.C のトリハダというショートルートを登りました。その後1峰南面の第一スラブのスーパーとノーマルに登りました。クラック、スラブ、カンテと変化のあるラインで比叡の入門的ルートです。

 4日目は比叡山の代表ルートであるニードル左岩稜ルートのノーマルに登りました。ボルトもありますが NP ルートです。2ピッチ目のカッチリしたフレークから凹状までのトラバースが核心で、リードしてくれたねこさんに感謝です! 3ピッチ目にリッジに出るとクラックが走る快適なカンテ登りとなり、3ピッチでニードルのピークに立ちます。見晴らしが良くクライミングの様々な要素がつまった素晴らしいルートでした!その後出発の時間が迫っていたため、Aピークには行かずコルに懸垂下降しました。

 今回は行くことは出来ませんでしたが、比叡以外にも大長征ルートがある鉾岳、高グレードの矢筈岳と多くの岩場があり充実したエリアでした。

[メンバー]純(L)、静子、ねこ、まり
[山行日]2022.11.18(金) – 2022.11.21(月)

written by:まり
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会員は相模原・厚木エリアを中心に、
町田、横浜、大和、座間、海老名、八王子に在住し、
様々な登山ジャンルで活動している地域山岳会です。

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