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ラッセル・雪洞訓練

  2月25~26日に谷川連峰付近でラッセル・雪洞訓練を行った。雪洞を掘って泊まるのは初めての経験だったので、とても楽しみにしていた。
 当日は9時に土合駅近くの谷川ドライブインに集合・・のはずが例によって高速道路の渋滞で到着が遅れ、出発は11時ごろに。赤沢山の尾根に取付きラッセル訓練が始まる。


 2月の谷川となるとさぞ雪も多いだろうと思いきや、下部は1m程度しか積もっていない・・。どうせなら胸ラッセルをしたかったが、今回は雪も締まっていて、サクサクと登れてしまった。やはり谷川は群馬側と新潟側では積雪量に差があるようだ。
 13時頃に標高900m程度の地点で吹き溜まった雪庇があった。ゾンデ棒で確認してみると2mの積雪が確認できたので、ここで雪洞を掘ることにした。


 パーティを4、5人で分けたので、その人数が入る大きさの雪洞にトライ。しかし、上述の通り積雪量が多くないので、パーティによっては2人ずつに雪洞を分けることになった。最初は快調に掘れていたが、段々と締まった雪にあたって中々掘っていくのに難儀した。そでも秘密基地を作っているようで、童心に帰りながら夢中に掘っていた。2時間かけて5人が入る雪洞を掘ることができた。4-5人用テントよりも大きくて快適な空間だった。


 雪洞堀りが終わると各パーティで宴会が始まる!私のパーティは、しんごさんがビール6本・梅酒・炭酸、みずさんがワイン・焼酎などボトル4本積み、とお酒もしっかり用意。みずさんは自家製パン、大量のニンニク、アヒージョなど、凝りに凝った食事で見ていて楽しかった。一方で、mimiさんがお手製のお鍋を振舞ったそう。素敵です。


 2日目はパーティを2つに分けて、一方ではスタンディングアックスビレーとスノーバーの使い方の練習をし、もう一方では主に雪庇突破の訓練を行った。しんごさんが滑落役を引き受けてくださり、最初はその派手な滑落でほとんどの人の支点が吹き飛んだ。しかし、徐々に支点の作り方のコツを理解し、最後はちゃんとビレーすることができた。アルパインではスタンディングアックスビレーも多用するので、たくさん練習を積むことができた。



 訓練だけでなく、総勢14名の参加でたくさんの方とお話できて、充実した2日間を過ごすことができました。リーダーのUTiさん・kojiさんはじめ、皆さんありがとうございました。

[メンバー]UTi (L)、koji、しんめい、しんご、みず、ケンタ、かず、もん、mimi、みほ、Sanae、miyuki、けい、セレナ
[山行日]2023.02.25(土) – 2023.02.26(日)

written by:セレナ
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会員は相模原・厚木エリアを中心に、
町田、横浜、大和、座間、海老名、八王子に在住し、
様々な登山ジャンルで活動している地域山岳会です。

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