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入会について

ユウトムラウシ川

お盆休みを利用し、R1000 さん、ton さん、AC横浜のさんとふたともの4人、1泊2日でユウトムラウシ川へ行く。当初2泊3日で化雲岳まで行くつもりだったが悪天につき予定変更。

[こんな河原が6キロくらい続く]

前日に野営場に前夜泊。入渓後はひたすら起伏緩やかな河原を歩き続ける。スケールでかし。流石は北海道。距離が長くて単調なので釣りでもしないとかなりかったるい。途中から川床が激しくヌルヌルになる。ラバーソールが全然効かず転んで脛を思いきり打ち付ける。足が痺れて歩行に少々支障をきたす。フェルトの人は滑らず平然としていた。

[大滝]

1200m 付近で突如として大滝出現。右から簡単に登れる。2段目もグレード低め。大滝以降はそれまでの河原歩きと打って変わり、いかにも沢登りといった光景となる。いくつか登攀困難と思われる滝が出現するが、いずれもそれほど難しくなく巻くことが可能。

[森林限界より上は寒い]

北海道の山は標高 1500m 程度で森林限界、ということで風をなるべく防ぎたいのでギリギリ木の生えている標高 1500m 地点を今夜の宿泊ポイントとする。少し狭め。

ちなみに大滝より下でいいのなら、快適なビバークポイントはいくらでもある。

[上部の湿地帯も寒い]

翌日は沢筋を忠実にたどる。水が冷たくて足の感覚がなくなる。ガスっており見通しがきかない。上部の湿地帯はだだっ広く迷いやすいので注意。稜線近くはハイマツとナナカマドの藪漕ぎとなる。ヒグマの糞が何か所かに落ちている。

トムラウシ山頂に登るもガスガスで何にも見えない。

トムラウシ公園は噂にたがわぬ壮大な光景。

途中から足の具合の悪い R1000 さんと比較的速足の2班に分かれ、速足班は野営場に車を取りに行き、CL 班は短縮コースを取る。

下山路が長い上に沼のようにドロドロ。重荷を背負うと速度が出ず、日頃のトレーニング不足を思い知る。

野営場で車を回収し、短縮コース登山口の早川班を拾い、登山終了。

ヌルヌルなのでフェルトソールが良い。長丁場。山頂付近の広大な平坦地で迷いやすい。気象遭難多発。このあたりが注意ポイントか。トムラウシの変わった登山ルートとして面白い沢だと思う。長くて疲れた。

体感グレード2級上くらい?

[メンバー] R100(L)、ton、ふたとも、非会員(1)
[山行日] 2020.08.11(火) – 08.13(木)

written by:ふたとも
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会員は相模原・厚木エリアを中心に、
町田、横浜、大和、座間、海老名、八王子に在住し、
様々な登山ジャンルで活動している地域山岳会です。

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