(No.33) 冬のモロクボ沢
西丹沢にあるナメの癒し沢と呼ばれるモロクボ沢。有名なモロクボ大滝まではある程度はっきりとした踏み代で、登山靴でもアプローチできるくらいの難易度でした。モロクボ大滝は近所の本棚や下棚と比べるとスケール規模がどうしても劣ってしまうものの、山中では遠目からでも一目で分かるくらいの存在感がありました。登攀要素は大滝の高巻きくらいで、以降は緩い小滝が数カ所ある程度の沢歩きが詰めまで続く展開でした。道中の枝沢が結構あるため、本流だけでなく、他の沢と組み合わせると面白味が更に増すと感じました。でも冬場に行くとやはり水が冷たいので、できれば温暖期に行きたいところですね。
大滝までは渡渉が何回かあるが、登山靴でもなんとかなる。
遠目からでも分かるモロクボ大滝。
モロクボ大滝。落差 30m 程度。
大滝は基本右岸巻き。ちょっとだけ登攀要素あり。
大滝後は小滝が連続する。左右からへつりが意外とやりづらい。
中盤からは沢歩き。途中で所々の綺麗なナメ沢がありました。
季節柄、冷たい水とラバー靴の天敵であるヌメリが行く手を阻む。
終盤は苔と樹木が生い茂る。
畦ヶ丸へ直行するため、急斜面を登りきる。
畦ヶ丸山頂。普通はやらないルートでアプローチすると新鮮味がありました。
[メンバー] Tatsu
[山行日] 2023.12.16(土)
written by:Tatsu