大山南稜 歩荷トレ
相模アルパインクラブでは、毎年恒例で冬山を前に大山南稜の歩荷トレを開催している。冬山に向けてのトレーニングと自分の体力把握が目的だ。かつては男性 25kg、女性 20kg がスタンダードだったが、最近では本格的な冬山を目指す人も少なくなり、会員の年齢も上がってきたこともあり、自分の体力、目標に合わせて各自で負荷を調整している。私も今年は怪我をしないようにちょっと軽めの設定にした。

大山の南稜は非常に長くハードなルートだ。スタートは鶴巻温泉駅、朝は朝市で賑わっていた。住宅地をしばらく歩き、こんなところから? と思うような民家の脇から山道に入り少し登ると尾根道に出る。しばらくは緩いアップダウンの気持ちのよい尾根歩きが続く。この辺はまだまだ元気なのでルンルンだ。
善波峠からは傾斜がやや強くなり、念仏山、高取山の2つのピークを越えて蓑毛越に至る。ここまでは水平距離も長くアップダウンも多く、結構体力を奪われるセクションだ。蓑毛越で昼食として、いよいよ大山南稜の核心部に入る。ここからは一気に傾斜も強くなり、一辺倒の登りで息つく間もない。疲れの蓄積もあり、心身ともに厳しいところだ。こんな時は雑談なんかをしながら登ると、気が紛れて気が付くと意外と高度を稼げている。

阿夫利神社から登ってくる登山道と合流すると、傾斜もやや緩やかになり登山客も一気に増えて賑やかになる。カップル、家族連れが身軽にすいすい登っていく。しかし、、こちらはそれどころではない。傾斜がやや緩やかになったとはいえ、体力もかなり消耗していて、ふらふらになりながら気力だけで高度を稼いだ。今回の歩荷トレでも、ここが一番キツかった~。鳥居が見えてくれば頂上はもうすぐそこ。

いつもながら頂上は大賑わいで、関東平野、相模湾、伊豆方面の大展望が迎えてくれる。今年はちょっと霞んで展望は今一つだったかな。鶴巻温泉駅から約6~7時間くらい、在宅勤務の多用でなまった体にはホントにキツかったなぁ~。以前は皆で歩荷の荷物で水、野菜、肉などを背負ってきて、山頂で豚汁を作ったものだが、コロナで中止になって以来、実施がめっきり減って今年は実施なしだった。山頂での豚汁は美味しかった。また復活すればいいなぁとも思う。

山頂で背負ってきた水を捨てて身軽になって、下山は阿夫利神社に下山した。神社の見事な紅葉と神社で開催されている菊まつりの見事な菊が疲れを癒してくれる。そして、下山後のジンギスカン、ホルモンとビールが疲れを忘れさせてくれた、と言いたいところだが、バイクで出かけた私はウーロン茶でガマン。次回は電車で行くことにしよう。。。

体力をつけるには1回の歩荷トレだけでなく継続が重要だろうが、この機会に今の自分の体力を把握できるし、皆で集まって親睦を深める意義もある。相模アルパイン伝統の歩荷トレは今後もずっと続いていくことだろう。
[メンバー] 佐和ちゃん(担当)、みほさん(担当)、ふじ(担当)、みず、tam、しんめい、かず、みなちゃん、まっちゃん、ちい、かつのり、ジェリー、のんちゃん(体験)
[山行日] 2025.11.15(土)
[コースタイム] 鶴巻温泉駅前広場[8:00/8:40]~念仏山[10:10]~高取山[11:15]~浅間山[13:14]~大山[15:04/15:20]~阿夫利神社~大山ケーブルバス停=伊勢原[17:30]