高取山～仏果山～経ヶ岳～華厳山は自宅からも近く身近な尾根ルートで、西山アルプスと呼ばれることもあるらしい。

高取山山頂の展望台からは、足元には宮ケ瀬ダムが広がり丹沢の山々が一望出来て、条件が良ければ遠く筑波山や甲斐駒ケ岳まで見ることが出来て、360 度絶景のポイントの一つ

その昔、八菅の修験者が大山までの道のりお経を唱えながら修行したそうで、山につけられた名前でも分かるように経典に馴染んだものが多いことでも頷けます。

これからの季節、里山歩きは多くの木々が葉っぱを落としてしまって冬枯れの山も明るくなっていて、おち葉ラッセルをしながら歩くのは実に気持ちがいいものです。
そんな景色の中で思いがけずグラデ－ションに色づいたモミジに出会い、足を止めて見とれてしまいました。
日本各地の紅葉の名所も見事らしいけれども、山全体の色が薄れていく中でポッとそこだけが明るくなって見える１本２本のモミジが、なんとも癒される情景です。

このコ－スのお気に入りの場所の一つ経ヶ岳。
ほとんどの場合貸し切りで正面には大山がド－ンと構えていて、その右から塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳の山並みが続く雄大な景色の中での一人ランチもまた格別です。
すぐそばには大きな山桜の木が一本あって春に満開の頃、これもまた見事です。

コ－スの終わり近く、華厳山辺りからは採石場で景色がガラッと一変してしまい、もう 10 年近く前になりますがクリさんと歩いた時に見えた尾根がスッポリと無くなってしまっていて、とても残念です。

本日の行動時間は６時間、歩いた距離 11.8 キロ、累積標高 1100 メートル、29200 歩で、使ったのは片道のバス料金だけでした。

[メンバー] ebi
[山行日] 2020.11.28(土)