佐久志賀の岩場
佐久にあるフリークライミングの岩場、「佐久志賀の岩場」に初めて行ってきました。
佐久平スマートICから15分ほどで受付に到着。受付で料金を支払い(JFA会員1000円・非JFA会員1500円/)を支払い、車でさらに奥へと移動し駐車スペースに車を停め、まずはひなたエリアに向かいました。
ひなたエリアはその名前の通り、日が当たり岩も乾きやすいとのこと、純さんと静子さん、みほさんとkojiのペアに分かれてそれぞれルートに取り付きました。佐久の岩場の岩は横にクラックが入っていて、たくさんフォールドがありそうに見えるけど、掴んでみると角が丸くてスローパーのような感じなのが特徴でした。
まずはアップということで、トポを見てこのエリアで一番優しい5.9のルートに取り付いてみる。コーナーのクラック沿いを登るルートで、途中までは快適に登れたが、終了点の手前でテンションをかけてしまう。さらに終了点の足場が悪くアタフタしてしまいました。5.9と思って取り付いたルートは実は「ひなたコーナー5.10a」で、最後は間違えてお隣の「金魚鉢」を登ってしまいました😅
色々ダメダメなスタートとなりました🙅♂️
【ひなたコーナー5.10a(右)と金魚鉢5.10c(左) 】
みほさんもTRで登った後に、せっかくなのでトップロープで有名ルートという「金魚鉢5.10c」にも取り付いてみる。しかし、二人とも前半で歯が立たず敗退。そこで純さんにバトンタッチしたところ、あっという間に登ってしまう。さすが!因みになんで金魚鉢なのかは登ってみてからのお楽しみです。僕はルート間違えた結果、完登せずに理由がわかってしまいました😅
お次は純さんがトップロープにしてくれた「ひつじ5.10c」にチャレンジ。途中テンションしてしまったが、なんとかトップアウトできました。午後は黄昏エリアに移動しました。ここに5.10aの良いルートがあると聞き行ってみるが、別のパーティーが登っていたので純さんが登る姿を見学してみる。
【ひつじ5.10cを登る静子さん】
純さんは佐久志賀を代表する看板ルートという「イエローキャット5.11c」に取り付いていました。とてもとても自分には登れそうもないルートで、見てるこっちも緊張しました。掛け声を発して次のホールドを取りに行く姿は本当にカッコいい!見ていて自分の実力のなさだけでなく、気合の足りなさと甘えを痛感させられました😓
【イエローキャット5.11cに挑戦する純さん】
前のパーティーが登り終わったので、「道しるべ5.10a」に取り付きました。3ピンかけてから、右に移動しから登っていく。途中で結局テンションをかけてしまいオンサイトならず😩。お次のみほさんはテンションかけることなく完登!さすが。
【道しるべ5.10a】
この日は最後に一本杉エリアに行き、それぞれのパーティーが最後に隣り合ったルート「ドリームランド5.10a」と「ハブアナイスデイ5.10b」を登りました。最後の最後でようやくテンションかけずにオンサイトできました!✌️
【ドリームランド5.10a】
【ハブアナイスデイ5.10b】
この日はこれで終了して、平尾温泉みはらしの湯で汗を流しに向かいました。
山の中腹にある温泉からは夕焼けがよく見えました。
晩御飯を食べてから、この日は車中泊。
【みはらしの湯からの夕焼け】
2日目は奥の奥の院エリアからスタートです。
まずはウォーミングアップに「新品5.8」に、今日はたくさんリードをすると気合十分なみほさんが登ります。危なげなくオンサイトし、続けて自分もRP。
【新品5.8】
次は最初に純さんたちがアップで登っていたくろがね5.9に挑戦。
今回もみほさんが問題なくオンサイトし、自分も難なく登れました。
【くろがね5.9】
お次は新品のすぐ右のルート「春眠スラブ5.10a」にみほさんが取り付く。
ちょっと遠い1ピン目を隣のルートからプレクリックしましたが、
2ピン目への一歩が出ずに敗退。
自分も取り付くが、やはり無理そうなので、隣のルートからトップロープにしてから登ることに。
【春眠スラブ5.10a】
春眠スラブでだいぶ時間を取ってしまったので、
短いルート「開拓デビュー5.10a」をサクッと登って、
次は奥の院エリアに移動。
【開拓デビュー5.10a】
ナチュプロで登るクラックのルート「初見参5.9」を純さんがリードで登って、
トップロープにしてもらったのでみんなで登る。
【初見参5.9】
純さんと静子さんは「佐久の花5.10c」、
みほさんとkojiは「五六のライン」にそれぞれ取り付く。
【五六のライン5.10a】
出だしのハングを超えてから良いホールドがなく立ち上がるのが怖い😱
A0して何とか立ち上がるが、その後も苔多めで落ちたら絶対ダメな感じなので緊張しました。なんとか2ピン目をクリップしてようやく少し安心。みほさんもリードで登りましたが、やはりハング越えでスローパー気味のフォールドに苦戦してテンションしてしまう。
二人とも登ってから、トップロープにしてくれた佐久の花を登ってみる。
赤みがかった岩の弱点をついた長く美しいルート、
簡単ではないが試行錯誤すれば自分でも登れないことはない。
ただ、何度もテンションはかけましたが😅
練習してなんとかリードで登れるようになりたいと思う好ルートでした。
【佐久の花5.10c】
2日間、佐久の岩場を堪能しました。
岩場は広くて、高さもあり、ルートの本数が多く、さらにボルトや終了点もよく整備されており、すごく良いフリーの岩場でした。
ただ、蚊が多くてたくさん刺されてしまいましたが😵
もう少し涼しくなってからまた練習しに来たいと思います。
[メンバー]純(L)、静子、koji、みほさん
[山行日] 2021.09.11(土) – 09.12(月)