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入会について

八ヶ岳
南沢大滝・日ノ岳稜

 会山行のはずだがメンバー集まらず、3人となったため近場の八ヶ岳に行くことになった。初日は南沢大滝で少し遊んで、2日目のアルパインはどこにしようかみんなで話し合った結果、日ノ岳稜に決まった。金曜日夜発の予定であったが、みんなの諸事情により土曜日早朝発となる。

 今回は美濃戸まで入れる車であったので随分楽をさせてもらった。出発の準備を整え遅くなってしまい 11 時近くの出発となる。1時間ほどで南沢大滝に着くのだが近くに着くとヘリが南沢小滝近くをホバリングして少ししたらヘリが去ったので足を進めると小滝で滑落したようだが、命に拘るほどの怪我ではないとのことであった。

大滝に着くとロープがすだれ状になっているのかと思ったら、1パーティ3人だけであった。我々のパーティは右側のルートを R1000  CL がリードで登り、トップロープにしてもらい ton さんと私1本ずつ登る。私は今回平爪しか持ってこなかったのでなかなか刺さらず苦労した。最後に R1000 CLが支点回収して行者小屋に向かう。

2日目 日ノ岳稜
中山峠から中山尾根から入り 2550m 付近から日ノ岳稜に向かって少々のラッセルで日ノ岳稜のルンゼに到着。

(中山尾根からトラバ―して日ノ岳稜のルンゼに下りるところ)

1P 目 ton さんリード。
3番手に私
お助けスリングが目の前にあるので躊躇なく使わせていただいた。

(1P 目 終了点付近)

2P 目 ton さんリード。
雪がなく所どころ凍っている箇所があり
バイルもあまり利かない。
途中のトラバースはちょっと怖かった。

(2P 目 雪が少ない)

3P 目 雪稜上部岩壁まで ton さんリード。
やっと雪が多くなるが天気が良い分雪質が緩い。

天気もよく絶好のアルパイン日和。石尊稜には2~3パーティ、中山尾根には1パーティが取り付いていました。

4P目 雪稜 R1000 さんリード。

5P 目 上部岩壁 R1000 さんリード。

すぐ左の凹角が正解のルートのようであったが、そのまま直進してしまい、その先が厳しく下にいる我々2人には厳しいことや時間的にも厳しいので、撤退の判断をお願いした。懸垂するために私のスリングとカラビナ残置されてしまいました(´;ω;`)ウゥゥ。

懸垂開始。

2回目の懸垂はロープがひどく絡んだようで着地するまでかなりの時間がかかりました。私が懸垂したときは何回か落石を起こしてしまい、下にいる2人に迷惑をかけてしまった。

3回目の懸垂では日没間近。ロープ回収時にスタックしてしまい、R1000 CLが回収しに行き末端が木に絡んでしまったとのことであった。登攀するほどではないところで絡んでいたので大事に至らなかった。

下山路は来た道を戻り中山尾根を下り行者小屋に戻る。
テントを撤収して美農戸に戻り日付が変わったころに家路についた。

[メンバー] R1000(L)、ton、みず
[山行日] 2021.02.27(土) – 02.28(日)

written by:みず
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会員は相模原・厚木エリアを中心に、
町田、横浜、大和、座間、海老名、八王子に在住し、
様々な登山ジャンルで活動している地域山岳会です。

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