No.21 中川橋（or 玄倉）屋沢ノ頭〜西丹沢ビジターセンター 中川橋から大杉山を通過し、尾根伝いに板小屋沢ノ頭へ北上後、板小屋沢ノ頭北西尾根で西丹沢ビジターセンターに至るバリエーションルート。

大杉山付近の山域はいずれもバリエーションルートであり、ルートが多岐に渡るため、玄倉からでも大杉山にアプローチ可能。
私は大杉山には２回訪れていますが、取り付き口を変更しており、いずれも個性のある面白いルートでした。
大杉山への道中にはミツマタの群生地が沢山あるため、３月の開花時期に訪れるのがお勧め。
大杉山以降は特に見所もなくて単調になるかと思いきや、読図やルーファイ要素、気が抜けない足場など、道中で飽きさせない要素があるため、西丹沢ビジターセンターまで踏破してみると達成感があるのではないかと。
大杉山の山域は至るところにバリエーションルートを展開できるので、自身に合ったルートを模索することも楽しさの一つではないかと思います。

大杉山への取り付き口。ここは玄倉からのアクセスが近い。出だしが急登。

中川橋からだとここから取り付くのが最短。序盤から植林帯なので作業道を利用できるのも利点。

玄倉側から取り付くとミツマタの群生地が多いため、春先ならこっちがおすすめ。

ミツマタ群を抜けると見晴らしが良くなりました。

大杉山。一帯が植林帯で見晴らしが全くないのが残念なところ。

後半になってくるとアップダウンの足場が砂状になって不安定になってくるため、スパイク推奨。

スラブ状の岩壁が見え始めたら、最後の急登。

登山道標のところで一旦登山道に合流。

箒沢方面へ暫く下った後の曲がり角（道標とロープが目印）から再びバリエーションルート。

丹沢ビジターセンター向かいにある社の裏手から下山。道は繋がっているだね～と実感できると思う瞬間。（多分）

[メンバー] Tatsu
[山行日] 2024.03.14(木)