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鳳凰三山

2020年最後の山行は鳳凰山に出かけてきました。
夜叉神峠駐車場に車を停めて、朝5時にヘッデン着けて登山開始。夜叉神峠まではほぼ雪無しで、夜叉神峠あたりから雪が出てきたので念のためチェーンスパイクを着けたけど、その後も雪が無い箇所が多かった。ようやく苺平辺りからしっかりと雪が付いていました。

[朝焼けに染まる富士山]

[杖立峠]

[展望が開けた箇所から白峰三山]

[苺平、周辺にシロバナノヘビイチゴが生育しているのが由来らしい]

南御室小屋でテントを張る。今回が初めてのソロでの雪上テント泊、テントの設営にちょっと手間取る。テントでランチを食べてから山頂を目指す。ここから 12 本爪アイゼンを装着。樹林帯を1時間程度歩くと展望が開け左手に白峰三山がドーンと現れる。鳳凰山からの白峰三山はいつ見ても迫力があります。砂払岳の砂地の急登を登り、薬師小屋を通過し薬師岳へ。稜線にはほとんど雪がありませんでした。続いて観音岳をピークハント。

[砂払岳]

[薬師岳]

[薬師岳から観音岳へ向かう稜線。右手には八ヶ岳]

[薬師岳と富士山]

夜叉神峠からの鳳凰山はこれで3度目。いつもは観音岳まででしたが、今回はテント泊で余裕があるので地蔵岳まで行ってみようと思いました。雪が少なくアイゼン履いていたけど、岩場でのアイゼン歩きの訓練みたいになってしまいました。分かってはいたけど地蔵岳までは何度も何度も登り返しがあり心が折れそうになる。13 時を引き返すリミットとしていたのもあり地蔵岳まで後少しの赤抜沢の頭で引き返すことに。この日は寒波の影響か時折身体を持っていかれそうな強風が吹くこともありました。

[甲斐駒と地蔵岳]

[赤抜沢の頭からの地蔵岳]

[赤抜沢の頭から観音岳]

無事テン場に戻るとこの日は他に一張のテントがあるのみ。少し早いけどテントで晩ご飯を作ることに。この日の晩ご飯にはペミカンを試してみました。ペミカンは肉と野菜をラードで炒めて水分を飛ばした後に冷やして固めた冬の山での保存食。これを味噌ラーメンに入れて食べたところ、ラードで濃厚になった味噌ラーメンは冷めにくく寒い冬にはちょうど良い。ビールも飲んで良い気分になって早めに就寝。

[テン場にはテントが二張のみ]

[ペミカンで作ったラーメンとビール]

深夜から雪が降り始めたようで朝起きると雪が 30cm くらい積もっていました。この日は天気が荒れると思っており前日にピークハントをしていたので、朝食を食べた後に新雪が積もったノートレースのもふもふの雪道を気持ちよく歩いて下山することに。この日は気温が高く、杖立峠より先は雪もほとんど溶けていました。

[新雪が積もったテン場]

[ノートレースのもふもふの雪道]

[夜叉神峠からはガスで白峰三山は見えず]

[メンバー] koji
[山行日] 2020.12.29(火) – 12.30(水)

written by:koji
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会員は相模原・厚木エリアを中心に、
町田、横浜、大和、座間、海老名、八王子に在住し、
様々な登山ジャンルで活動している地域山岳会です。

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