年末年始は毎年実家の山形に帰省していますが、諸事情をふまえ帰省を取りやめ、何をしようか考えた末に冬のトレーニングコースの丹沢大倉から蛭ヶ岳に行き、初日の出を拝むことにしました。

　大倉に１時半に到着しましたが、もう既に駐車場は８割埋まっていて登山者も 10 人ほどいました。予報では山頂は風速 13m でしたが大倉は風はなく気温は -2 度、１時45分に出発しました。
　途中大きな牡鹿が登山道に立ち往生し時間をロスしたり、このところクライミングが中心だったため足取りが重く、トレーニング不足を反省しつつ丹沢山に到着したのが５時すぎ。急いで蛭ヶ岳に向かいました。
　長い階段を下ると風が強くなり寒さも一層厳しく、体感では -10 度を超えているように思いました。その後不動ノ峰で足がつりそうになったため引き返すことを決め、丹沢山に戻りました。

　見晴らしの良い竜ヶ馬場に向かい日の出を待ちます。竜ヶ馬場ではビバークしている人など数人がいました。６時50分、雲から太陽が現れました。澄み切った空に昇る初日の出に感動し、新年に向けての思いを新たにしました。

　日が昇ってくると徐々に寒さが和らぎましたが、下山中に花立山荘では -12 度だったと聞きました。今回の反省点から、今年はクライミングに重点を置きつつも歩きのトレーニングも怠らないよう頑張ります。

[メンバー] まり
[山行日] 2021.01.01(金)