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【こだま】2021年 10月


もくじ
・こだま寄稿
   クライミングと私
   趣味遍歴
   つぶやき
・10月の例会
・新規掲載の山行ブログ


【こだま寄稿】クライミングと私
 寄稿:みほさん
 2021.10.31

私は登山を始めて8年くらいになる。地図も天気も読めないし、ロープの結び方も、カラビナの使い方も知らないし、ビバークもできないのに、3000 メートルの山に登ってしまっていることに、不安を感じ、登山学校に入り、山全般を学ぶことにした。そこで、クライミングに出会う。ロープワークを説明されても、さっぱり覚えられないし、高い所は嫌いだし、怖いし、このままじゃ、登山学校についていけないと感じ、クライミングスクールに入る。そこで初めて、ジムという存在を知り、フリークライミングに出会う。クライマーはガチャ類を巧みに操り、壁を登る姿が、人間離れしていて、すごくかっこよいと感じた。自分も練習したらそんな風になれるかもしれない、ガチャ類を巧みにあやつってみたい、と希望を抱いた。

が、クライミングを初めて半年経過しても、靴はきついし、腕は痛いし、岩場は高くて怖いし、生まれたての小鹿みたいに足ががくがく震えて止まらないし、片手になって、ヌンチャクにロープをかけることもできなかった。もう無理!と思ったら、恐怖で涙が止まらなくて、それ以上、登ることが出来なくなった。そして考えた。諦めて辞めようかな、べつにクライマーになりたくてやってるわけじゃないし・・、あんな危険なこと、自分には無理だったんだよ、と。けれど、だんだん悔しくなってきた。なぜ、自分はクライミングをやろうとしたのか、後戻りするつもりか?時間とお金の無駄ではないか。恐怖心を乗り越えないと、もう先には進めない、辞めるしかなくなる。辞めるか辞めないか、自問自答して、私は辞めない選択をした。かっこよくなりたかった。それからは、急にふっきれて、楽しくなってきた。怖いことも、スリルと感じるようになったし、腕や足指が痛くても、痛いのが当たり前になった。

冬になり、アイスクライミングをやる機会があった。経験する意味でやってみたところ、楽しかった。夏沢鉱泉のアイススクールに行ってみたら、滝が水色で綺麗だし、もっと登ってみたくなった。アイスクライミングで検索したら、相模アルパインのインスタグラムにヒットしたので、見てみると、すごく楽しそうだった。そこからは、毎日、相模のインスタグラムをみて、どこに行っているかチェックしていた。過去の山行も見たりしていた。春が来て、登山学校を卒業するころ、バリエーションメインの山岳会に入ろうかと考えていたが、クライミングをもっとやりたい気持ちがあった。

いつものように相模のインスタグラムを見ながら、ふと、そんなに毎日チェックしてるなら、勇気を出して行ってみたら?と思い、相模アルパインの門をたたいてみた。お試し山行は三つ峠のアブミ練習。初めて会う会の方々のたくましいことこと!体力があったし、クライミング歴がさほど長くないのに、がんがん登る姿にびっくりした。私もがんがん登ってみたいと感じ、入会した。会の方々は、皆、感じが良くて、親切だった。そんな会の方々に支えられ、私は今、クライミングを中心に楽しく活動し、どんどんクライミングが楽しくなってきている。

入会後、結婚式のインスタの人が Koji さんだと知った時や、自分が書いたインスタ記事を見た時は、不思議な気持ちだった。まだまだ未熟で、活動範囲は広げられないけれど、もっと成長したら、アルパインにもチャレンジしてみたい。

(了)


【こだま寄稿】趣味遍歴
 寄稿:しんご
 2021.10.31

想えば、5年周期又は 10 年周期で新しい趣味に移行している。。。

高校在学中にバイクに興味を持ち、16 歳で原付免許を取得、卒業間際に中型二輪、就職後には大型二輪免許を取得し北海道や九州へツーリングに出かけた。
その大型バイクは後に盗まれてしまった。。。

(またそのうち乗りたいなぁ~と思ってるけど、バイクは高いからなぁ~)

(まぁ、若かりし頃なのでお許しください・・・)

高校卒業後にすぐに就職。
その冬に先輩に誘われスキーを始め、その頃流行り始めたスノボにも手を出し 18~23 歳まで続けた。

(あの頃の写真が無く、この写真は 34 歳の時に友人に誘われて行ったもの)

20 歳の時、女子にモテるぞ!
と、友人のススメで始めたサーフィン、日焼けしまくった顔で合コンに出かけ、女性のいる店に酒を飲みに行ったが良い思い出は無し。。。
サーフィンに対する邪な気持ちがいつしかなくなり、茅ケ崎に移り住み、

唯々没頭。

夏でも冬でも波さえあれば、仕事に行く前に波乗りを楽しむまでになったが、大して上手くなれなかった。

(あの頃はまだフィルム写真の時代だったようだ。これより前のスキースノボの写真が無いわけだ)

茅ケ崎に住みサーフィンに明け暮れていた際、住んでいたアパート敷地内で壱萬円を拾い喜んでいたら、その翌日、愛車の大型バイクが盗まれてしまった。
壱萬円を拾って、百萬円のバイクを盗まれる。

唯々茫然。。。

仕方なく色違いのバイクを買うも、サーフィンもバイクも結婚が決まる 25?26?歳まで。
「給料=遊ぶ金」が通用しなくなることに気づいたため、実家に戻り半年間、真面目に貯めた(気がする・・・)。

26 歳で結婚、その翌年には第一子が生まれたため、「趣味は家庭」が 10 年間続いた。
毎年2回は子どもを連れてディズニーランドに行き、パレードに合わせて踊る娘を激写しまくった。

36 歳。異動先の職場で先輩にロードバイクを勧められた。
車検切れで眠らせていた色違いの大型バイクを売って得た金でロードバイクを購入。

(納車時に記念にパチリ。この次の日には 100km ツーリングに連れていかれた)

速さを求めた大型二輪から、人力でどこまで行けるのかへとシフト。
最初は 100km、次は 200km と距離がだんだんと伸びていき、
最終的には唯々ひた走り、
気仙沼までの 600km を3日間で走りきるようになってしまった。


(このメンバー各々が自分のペースで自宅から気仙沼へ向かった)


41 歳。今の職場に移る直前に登山に誘われ、初めて行った奥多摩の御前山。
~おじさん達の遠足~
と、書かれた「しおり」を主宰する 46 歳のおじさんが、参加するおじさん達5名のために作ってくれた。遠足のしおりなんていつ振りだろ?と思いながらそのしおりを見ながら笑った。
御前山を歩いた後、温泉に入り、酒を呑んで、まさに「おじさん達の遠足」を楽しんでしまい、登山ではないところに楽しみを見つけてしまい、登山に嵌ってしまった。


(おじさん達用のしおりを作ってくれたのは、手前で帽子を被ったおじさん(笑))

それからは低山から高山へ、無雪期から積雪期へ移行していき月一回ペースで山歩きを続け、去年の冬(2020.2 月)初めての小屋泊として選んだ赤岳鉱泉でアイスクライミングを体験。その楽しさの虜になってしまった。


帰ってからアイスクライミングを始めるにはどうしたら良いか調べた結果、まずはロープワークを覚えなければならないことを知り、春からクライミングスクールへ入校。
半年間のスクールでさわり程度の技術とクライミングの楽しさを学んだところで、相模アルパインクラブへ入会。
昨シーズンには念願のアイスクライミングを始めることができ、シーズン終盤に行った南沢大滝でリード出来たのは嬉しかった。


(リードしたとは言え、スクリュー打つときはアックステンションしまくりでしたけどね)

概ね5年または 10 年周期で変わってきている趣味。
今のクライミング熱が今後どうなるかは分からないが、その時々で夢中になってきた趣味と同じ感覚で、今は楽しさと面白さを感じている日々が続いている。

(了)


【こだま寄稿】つぶやき
 寄稿:静子
 2021.10.13

会員の方々の前向きで意欲的な活動は、最近弱体化している私の脳細胞に刺激になり「ぼーっとしてるんじゃない! がんばれ、がんばれ・・・」と天の声。

 でもね・・・「たまにはクライミング大好きなシニア女性が入って(入会して)一緒に登りたいなー・・・」と、広沢寺オバサンは岩に向かって そっとつぶやくのです。

(了)


【10月の例会】

日時:10月13日 19:30~21:00
場所:相模原市大野南公民館
出席:ton(司会)、かず(議事録)、なべさん、たけ、わかさん、koji、静子、純、しんめい、みず、佐和ちゃん、ねこ、Mimi、Tatsu、ケンタ、しんご、UTi、Kimi、たまのり、ガッツ、R1000(21名)
見学:2名






【新規掲載の山行ブログ】

◆ 2021.07.30 – 08.01  吾妻連峰 前川大滝沢 (たまのり)
◆ 2021.09.25 – 09.28  紅葉🍁 温泉♨ 宴会🍻 北ア深部の日本一遠い温泉高天原&日本最後の秘境雲ノ平へ (ton)
◆ 2021.09.30 – 10.01  草紅葉の尾瀬 (mabu)
◆ 2021.10.08 – 10.10  一日遅れて瑞浪屏風岩へ (しんめい)
◆ 2021.10.16       天王岩(体験山行) (しんご)


おわり

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会員は相模原・厚木エリアを中心に、
町田、横浜、大和、座間、海老名、八王子に在住し、
様々な登山ジャンルで活動している地域山岳会です。

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