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【こだま】2021年4月


【こだま寄稿】六十、七十は働き盛り~~「こだま VOL.351」と「論語と算盤」
    寄稿:しんめい
    2021.04.29

相模アルパインクラブに入会したのは二度目。一度目は相模大野に引っ越して13年目の2009年11月、その数年前に例会を見学し、数年越しで入会した。
その頃の機関紙を探した。その「こだま」の目次は次の通りで、幾つかの山行記録を書かせていただいていた。短い間に様々な山行に声をかけていただき、読み返すと一昔前の諸々の記憶が蘇ってきた。

『「こだま」第351回(2009年12月、2010年1月 2月)』
目次
[各部からのお知らせ]
  山行実績表
[山行記録]
  ボッカ訓練・・・・・・・・・・・・しんめい
  阿弥陀岳北稜初チャレンジ・・・・・
  阿弥陀岳南稜・・・・・・・・・・・
  さん藍綬褒章をいただく・・・・・
  北八ヶ岳 ニュウ・東天狗岳・・・・・しんめい
  甲斐駒ヶ岳縦走行って来た・・・・・
  モミソ岩 岩トレ・アイゼントレ・・・しんめい
  南八ヶ岳 新会員冬山合宿・・・・・・しんめい
  城山幕岩・・・・・・・・・・・・・しんめい
  クライミングと邸宴会と・・・・・
  陽朔(ヤンソー)クライミング・・・
[新人紹介]

その「新人紹介」に抱負を『気持ちとしては「より高くより困難に」、そして「より安全に」ステップ・アップしていきたい。』と書いていた。それ以来今まで「より安全に」山に行っていただろうか、振り返ってみた。「何処に行くか」にばかり気持ちが向かっていなかったか。怖がりなのでなかなか一歩を踏み出すことが出来ないことが多いし、突っ込むような無謀な山行はしていないと自分では思うが、大いに反省すべき失敗や事故、不時露営もあった。

今年の NHK 大河ドラマが面白い、知人らとそんな四方山話の中で主人公が著した「論語と算盤」と名言を教えてもらった。その著書の「処世と信条」の「人物の観察法」に、『如何に外部に顕れる行為が正しく見えても、その行為の動機になる精神が正しくなければ、その人は決して正しい人であるとは言えぬ。時には、悪をあえてすること無しとせずである。また外部に現れた行為も正しく、これが動機となる精神もまた正しいからとて、もしその安んずるところが飽食暖衣逸居するにありというようでは、時に誘惑に陥って意外の悪をなすようにもなるものである。』とあるが、自分自身を観るためにも使える。「誰と行くのか」を深く考えていなかったと思う。
力、術の向上は明らかに安全に繋がるが、「より安全な」ためには鑑識眼を養い感情をコントロールでき道義を重んじ仲間として山に臨むことが肝心と、感じている。問題なのはは目に見えないことであろうか。

四十、五十は洟垂れ小僧、
六十、七十は働き盛り、
九十になって迎えが来たら
百まで待てと追い返せ。

まだまだ精進を重ねて、より安全な山行を心掛けていきたい。

(了)


【4月の例会】

日時:4月14日(水) 19:15~20:45
場所:相模原市大野南公民館
出席:なべさん、純、静子、KuriG、たまのり、佐和ちゃん、かず、imo、Tatsu、ねこ、史一、ガッツ、しんめい、まり、しんご、Kimi(16 名)


山行および近況報告

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しばらくお待ちください。

 


【こだま山行ブログ】

◆ 2021.03.14     三ツ頭 (たまのり)
◆ 2021.03.17     阿弥陀岳南稜 (ねこ)
◆ 2021.03.20     残雪の唐松岳へ (まり)
◆ 2021.03.29     アイス納めに南沢大滝・小滝へ (koji)
◆ 2021.03.30     三頭山 (Kimi)
◆ 2021.03.31     越沢バットレス (ちょう)
◆ 2021.04.03     春の里山はとても綺麗でした (imo)
◆ 2021.04.03     桃の花が見頃な兜岩 (Tatsu)
◆ 2021.04.03     大鳥居の岩場 (なーたん)
◆ 2021.04.04     モロクボ沢~滑棚沢 (みず)
◆ 2021.04.10 – 04.11  三つ峠クライミングレスキュー訓練 (佐和ちゃん)


おわり

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会員は相模原・厚木エリアを中心に、
町田、横浜、大和、座間、海老名、八王子に在住し、
様々な登山ジャンルで活動している地域山岳会です。

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