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川乗谷本谷、丹波川本流~花魁淵

7/30 川乗谷本谷
2週間前に川乗林道が1年ぶりの開通となり、奥多摩駅発のバスは臨時便の混雑。
河原で装備を整えて入渓、即座に泳ぎで始まり目が覚める。
去年より水量は少なく感じた。
泳ぎを楽しみつつ遡行、数センチだが魚影が見える。

[ 水は冷たくなく快適 ]

取水堰の辺りで釣り人と会う、あえて会話して巻くよと告げて遊歩道にてキャンプ場に向かう。
キャンプ場では NPO 法人がイベントをしており、私有地とのことだったので挨拶し通過させてもらう。
聖滝 F1 は難なく泳ぎ F2 釜の水圧は去年と変わらずな感じなのでこれが平水なのかもしれない。 F2 を2人で何度もアタックするが、手が全くなく石灰岩のツルツルで体が上がりきらない。
どうにも切っ掛けが見出せず・・・振返ると後続2人パーティーと先ほどの釣り人が見ていた。
F1 淵に飛び込みで戻る。釣り人は 28㎝ のイワナを釣っていた。
後続2人が果敢に何度もチャレンジしては剥がされている。
やはり軍手のフリクションとゴム底かな~?と話してるうちに突破!
悔しいが自分達は巻くことにした。

[ 聖滝 F2 ]

F4 から遡行再開し夫婦滝で休憩していると後続2人が来て、見事に突破していった。
強い!ああでありたい!と思いながら滝に取付いてみた。
滝の内側に入るとお助けがぶら下がっていた。A0 で体を上げると流心の水圧がハンパない。
水中メガネを装着しても何も見えない状態に心が折れて敗退・・・

[ 夫婦滝 ]

[ 滝の内側 ]

なんだかショッパイ、これで帰るのもなんだな。
下降してもう1度、聖滝 F2 をやってみよう!
懸垂で直接釜へ降りてチャレンジしたがやはりだめでした。
明日がんばろ!ってことで戻って🍺

7/31 丹波川本流~柳沢川花魁淵銚子滝
7月は徒渉訓練が重なり ton は今月3度目の丹波川。
1度目は濁りなし平水、2度目は水位 30~40㎝ は増水し濁りあり
今回は1度目と同水量な雰囲気、ロープ徒渉の確認をしながら遡行。
スムーズに手取淵に到着
ton が左岸をヘツルも足元の暴れる水流で1歩が出せない。
一度戻り右岸壁に取付いてみるがこちらもあまり良くなくもう1度左岸にチャレンジ
UTi さんが突破したので安心感からかクリアできた。

[ 手取淵 ]

いくつかゴルジュをこなしていると雷鳴とともに大雨となった。
しばらくして少々水が濁り始めたので、登れそうなエスケープを確認しながら遡行を続ける。

[ 雷雨となった ]

[ もともと綺麗ではないが濁り始めた ]

雨は上がり晴天となり、気分も上がりゴルジュを泳ぎへつりしていると水が茶色くなってきた!?
そろそろ危険かな~と思いつつ出合いに着いたので地形図を確認。顔をあげると、ん!ん!2度見!!
一ノ瀬川がまっ茶色の濁流に変わりみるみるうちに足元の水位が上がってる、この間3分程。
幸い柳沢川は軽く濁ってはいるが、水流は安定していた。

[ 一ノ瀬川の茶色い濁流と柳沢川の濁りの違い ]

銚子滝の右岸壁を登り花魁淵へ降りる。大きな滝で離れていてもしぶきと風圧が来る。

[ 銚子滝 ]

[ 花魁淵 ]

左岸へ渡り斜面の踏み跡で廃道に上がると昔の橋は無くなっている、上流側の県道まで戻り装備解除。
車道を歩き丹波川の濁流具合を見ると、よいタイミングで二俣に辿り着いたと思った。
三条新橋から見下ろすと

[ 丹波川は濁流、泉水谷は透き通っている ]

局所的な雨で降水量が違ったのだなと感じた。

今日の目的は果たせたが、聖滝 F2-F3 の課題回収はいかないとだ!

[メンバー]ton(L)、UTi
[山行日]2022.07.30(土) – 2022.07.31(日)

written by:ton
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会員は相模原・厚木エリアを中心に、
町田、横浜、大和、座間、海老名、八王子に在住し、
様々な登山ジャンルで活動している地域山岳会です。

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