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入会について

【こだま】2021年3月


【こだま寄稿】私の山岳会
    寄稿:ふじ
    2021.03.04

相模アルパインクラブの門を叩いたのは 39 歳の時だ。かれこれ8年目になる。
30 代前半からキャンプやアウトドアに興味を持ちはじめ近くの低山に登るようになった。

心地良い風と雄大な景色、草木の匂い、自然に身を引き締められたり、でも癒されたり、疲れた身体にご飯やお水が本当に美味しかったこと。どんどん山が好きになっていった。

そんな日々を送るうち、雪山も登りたいな、酒を飲みながらあれこれ話せるような山仲間が欲しいなと思うようになった。

ある日、山の雑誌で山岳会という存在を初めて知った。社会人サークルだけど色々と会則もあるしと躊躇して門を叩くまで1年は掛かったと思う。

他例会へ見学に行ったり、会則を読んでみたりして相模アルパインは3つ目のアプローチだった。
入会前に地図読みのお試し山行に誘ってもらい、わいわいと登る楽しさを知って入会を決めた。

入会当時の私は今よりもっと活動的で、会の先輩方には本当に色々なところへ連れて行ってもらった。
クライミング装備すら持ってなかった私が、装備を少しづつ揃えて、室内で練習して、外岩デビューして剱岳の源次郎や雪の西穂にも行けたし沢登りも好きだ。
私にとって会に入らなければできない経験をさせて貰った。

その相模アルパインクラブを作ってくれてきた大先輩達もまだまだ元気に山活をしているが、最近は代替りの時期にきている。 hp を新しくリニューアルしたり sns を始めた事で若い人の入会が増えてきた。

私には人に教えるほどの技術が無いので、先輩方の教えを伝えていくと言う恩返しができてないまま今に至るが、会へ入りたかった一番の理由であった一緒に山へ登り美味しいご飯とお酒を交わす事はできるはずと思っている。

(了)


【こだま寄稿】今までの登山歴とこれからの目標
    寄稿:なーたん
    2021.03.21

なーたんです。
私の自己紹介(登山歴)と近況やこれからやってみたいことを、記載したいと思います。

[ 自転車に関心があった頃 ]
私、出身は大阪です。大学卒業後、勤務地、茨城県某所に引っ越し、16 年前です。社会人生活を送っておりました。その頃は登山ではなく、自転車にはまっており、筑波山をMTBで走ったり、MTB のレースに参加したりしておりました。レースで上位入賞しようとかそういう思いはなく、イベントであれば、オフロードを気兼ねなく走れるからという理由で参加しておりました。通常の登山道は MTB 乗り、登山者、トレランの方々他、お互い譲り合いながら、利用する必要がありますので。
土日は茨城県から、利根川を越えて、千葉県野田市にあります利根運河を経由して江戸川河川敷を走り都内に入り、自転車店巡りをしてパーツを購入して、帰りは来た道をまた引き返すようなこともしてました。

[ 登山に興味を持ち始めた頃 ]
友人に誘われて、2010 年に富士山5合目口を夜 20 時頃から登り始めて、翌朝7時頃に登頂、ご来光を拝んで下山するという0泊2日の弾丸ツアーに参加し、その時に得られた達成感がきっかけで登山に興味を持つようになりました。山の世界を開いてくれた友人に感謝です。
一旦興味を持ち始めると、「山と渓谷」、「PEAKS」などの雑誌に影響されて、気が付けば、1泊2日のソロテント泊登山が実行できる程の装備を揃えるまでに至っておりました。

[ 限界を感じ始めた頃 ]
冬山も登ってみたいなと思い始めたのが、2012 年頃です。
ふと、5月の GW に赤岳に登頂してみようと思い立ち、夏山装備+4本爪アイゼン、その他の冬山用装備はなし、今思えば、かなり危ない装備で、赤岳鉱泉まで向かいました。
鉱泉で周囲の登山者の装備の”差に”気づいて、さすがにこれ以上登るべきではないなと気が付き、引き返しました。ここは5月なのに雪があるのかぁ~と妙に感心したことを記憶しています。

[ 講習会に参加し始めた頃 ]
2012 年の暮れ、12 本爪アイゼンとピッケル購入を決断しました。購入まで2~3か月は迷いました。
趣味の登山に命の危険が伴う領域まで踏み込んでよいのだろうか。使いこなせるのだろうか。などなど。
ですが、「5月の赤岳鉱泉からの撤退」が購入を後押ししました。
勢いで道具は購入してしまったので、使い方を誰からか教わる必要がありましたが、9年前は you tube(動画情報)なども少ない時代でした。
山岳会主催の講習会に参加したりしながら、知識の習得をおこなっていました。

[ 山岳会入会を決心した頃 ]
2013 年の暮れ、大みそかに赤岳鉱泉を出発し、地蔵尾根を登り赤岳山頂で初日の出を見るという計画を立て実行しました。一応登山道なので初心者でも大丈夫だろうと考えていました。
2013 年は年初から某山岳会が主催する雪山登山講習会にも参加し、それなりに道具の使い方や状況判断の仕方なども勉強してきたつもりでした。
大晦日の夜何時に赤岳鉱泉を出発したかは覚えておりません。出発後に雪が降り始め、風も吹き始めていたことは覚えています。かろうじて埋まってなかったトレースを頼りに登り続けました。吹雪になり、雪でトレースが埋まり、どこが登山道か分からない状態になるまで登ってしまい、トレースが埋まっていることに気づいた時、猛烈な不安と恐れを感じたことを今でも覚えています。夜間なので、周囲がよく見えていかなったこともあると思います。引き返すにもトレースが埋まっていて道がよくわからず、「あ~なんということをしてしまったのだろうか」と後悔し、泣きそうになりながら、よく分からない雪上を降りました。
テント場へ無事戻れた時、安堵したことを覚えています。
地蔵尾根撤退の件で、経験者の知見や経験の基で行動しながら、自身も経験を積んでいかないといけないと思い、山岳会の入会を決めて、相模アルパインクラブに入会しました。2014 年頃のことです。

入会後は、経験豊富なベテランの方々と登山に同行させて頂き、様々な経験をさせて頂く機会に恵まれ、誠に感謝しております。

北八ヶ岳縦走時の写真です。荷物がすこしおかしい・・・

[ 近況 ]
私、転勤で滋賀県某所に引っ越しを致しました。
コロナ禍で登山の自粛が求められる状況が続いております。早期の収束と通常の生活が戻ることを願う日々です。人との接触をなるべく避けられるアクティビティはないものかと探し、自転車のソロロングライドに挑戦することにしました。ソロロングライド、一歩一歩、歩みを進めていく登山に似ております。滋賀県は琵琶湖があり、琵琶湖一周を”ビワイチ“と呼ぶそうです。まずはこちらに挑戦してみたいなと考えております。
淡路島一周を”アワイチ” 、霞ヶ浦一周を”カスイチ”、熊野地方一周を”クマイチ”と各地にいろいろな一周があるようでして、チャレンジしていきたいなと思っています。

とは言え、ソロ活動は、やはり寂しいので、皆様とまた山行できる日々を楽しみにしております。

(了)


【3月の例会】

日時:3月10日 19:30~20:20
場所:リモート会議
出席:なべさん、たまのり、R1000、篤史、koji、Tatsu、史一、ton、ガッツ、しんめい(10 名)

[動画画面を共有して、山行報告]

 


【こだま山行ブログ】

◆ 2021.02.18     荒船山・昇天の氷柱 (ちょう)
◆ 2021.02.20     秦野南部エリア周遊記 (Tatsu)
◆ 2021.02.21     鷲頭 (san)
◆ 2021.02.22     五龍岳 武田菱❖を見に遠見尾根へ (ton)
◆ 2021.02.28     早春の弘法山、権現山 (かず)
◆ 2021.02.27 – 02.28  角木場 相沢奥壁 (しんご)
◆ 2021.02.27 – 02.28  南沢大滝・日ノ岳稜 (みず)
◆ 2021.03.07     キツい!沼津アルプス! (imo)
◆ 2021.03.06 – 03.07  上高地・中千丈沢アイスクライミング (純)


おわり

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会員は相模原・厚木エリアを中心に、
町田、横浜、大和、座間、海老名、八王子に在住し、
様々な登山ジャンルで活動している地域山岳会です。

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