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入会について

快晴の北八ヶ岳
稲子岳南壁左方カンテ

前日、みどり池まえのしらびそ小屋に泊まった。客は計4名。

しらびそ小屋の朝の気温は0度、風もなく寒くはない。ここのところ快晴の連続、絶好調の天気だ。
朝6時のここの朝食は厚切りの食パン。小屋の前「みどり池」に映る天狗岳東峰がくっきりと美しい。


窓のまえの餌付け場には野鳥やリスがやってくる。家族経営のここの小屋は以前、コロナ感染が発生しいまはやかましいくらいその対策に頑張っている。頭が下がる思いだ。協力しましょう。

深夜にトイレに立ったついでに外にでて、夜空を見上げた。好天気が続いて満天の星空を観ることができた。
久々に見るすごい星空だった。満天の星はどれも一等☆に見えた。

この Photo に映る小屋前の「みどり池」から眺められる左端の岩場が稲子岳南壁左方カンテ。

縦走路のある中山峠への登山道から右側の赤いマイカーもトレースに導かれ、取り付き下の急登を越えると取り付き地点に達した。タッチの差で先に着いた奈良・三重県からやってきた男性ペアからスタート。

このルート6ピッチを2ピッチづつ3人でリードを分担。8:30 スタートは ebi さんから、セカンドは静子さん、ラストは私。

2ピッチ目、出だしの ebi さん。できるだけ中に入らず外側の岩にスタンスを求め傾斜を殺すと登りやすい。

順調に2ピッチ目が伸びる。周りの岩場のロケーションがよくなる。ルートは大まかなホールド・スタンスが続いた。浮石には要注意。
3ピッチ目は右側チムニーから左に回り込む。正面のクラックも登れる。越すとしっかりしたビレーステーションがそこにある。4ピッチ目はやさしい岩稜を岩塔基部迄とする。

この岩稜は左に回り込むルートもあるはず(前回)だが、先行パーティ同様、5&6ピッチ担当の静子さんはリッジ沿いにルートを採る。
ハンガーボルトの支点は要所にある。古く錆びた黒いハーケンも1本見かけた。
セカンドで登るのは ebi さん。

左方カンテ最後のピッチは小さな岩塔、最終ピッチに取り付く静子さん、姿勢がよい。70 代前半の女性とは思えないほど。

岩登りの基本は山歩き同様安定した下半身にある。そして頭から足先までの全身をバランスよくタイミングよく動かす全身運動だ。
山岳というフィールドのなかで頭も働かせ、感性も生かし高みを目指すことにある。
そして岩に触れるこの歓びにはまると体が動く限りやめられない。

しかし年齢を重ね持病もできると、基本となる低下してゆく体力との折り合いなってくる。
山岳愛好者の一人としてそれなりの楽しみ方を自由人として求めてゆけばよいと思う。

続く2番手の ebi さん 天気はいいし楽勝

終了点に3人がそろったのは 11 時半、快晴の中、3時間のクライミングだった。

稲子岳稜線に達した。開花時期にはここでコマクサをみることができる。移植して育てたのではなかろうか?
コマクサはこういう土壌で育つ。北アの烏帽子岳で群落を見ることができる。
箱根仙石原の町立湿生植物園でも野外展示されている高山植物のコーナーで育てられている。

左に硫黄岳の爆裂火口、右手には天狗岳東峰

4年ぶりとはいえ岩登り本チャンにくることができた。体重の増した体の引き上げには自分でかけ声をかけたりした。
体の固さを痛切に感じた。ギッタンバッコのロボタン状態。
団塊世代のメンバーで私はこのルート3回目だがとても楽しめたと思う。天候に恵まれた山の秋真っ盛りの1日だった。

同行の静子さんは膝と腰の痛み、私は腰の痛みで稲子ゲートまでの下山は特に私は苦しんだ。私も静子さんも 50 代末、私は 60 歳と 68 歳発症の持病を抱えている。

登山口への下山時のザックは軽量 /12㎏ 程度だと思うんだが・・・
一番調子のよかったメンバーは最年長の ebi さんだった。
帰途は登山口にあるかつてロケで吉永小百合も浸かったという登山口にある稲子湯で疲れを癒した。

[メンバー] 静子、ebi、KuriG
[山行日] 2022.10.01(土)

written by:KuriG
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会員は相模原・厚木エリアを中心に、
町田、横浜、大和、座間、海老名、八王子に在住し、
様々な登山ジャンルで活動している地域山岳会です。

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