How to Join
入会について

谷川岳
一ノ倉沢烏帽子奥壁南稜

 谷川岳一ノ倉沢烏帽子奥壁南稜

二年前に来た時は中央稜取り付きで、天候が悪くなり南稜までのトラバスを覗いて下山した。今回は天候が良くなる予報で挑んだが、夜半の一時的な雷雨と新潟側の天候がイマイチで、早朝は晴れていたがテールリッジ取りつき始め頃には晴れ間は無くなった。結果、一日中ほとんど晴れ間は見えず、最終ピッチは濡れており岩から雫も垂れて雲行きも怪しくなったのでここで下降に移行した。みなかみ方面は晴れているのに。南稜テラスからのトラバスは濡れていたので、ロープ使用した。今日の一ノ倉登攀者は我々だけでした。

出合からテールリッジまでの雪渓状態は良かった。いつもの光景の一ノ倉沢。今回私は沢シューズ使用。南稜テラスまで快適でした。衝立岩右残雪横のコップ状岩壁が随分上だとよくわかる。

テールリッジを登る。
フックスロープはあるが、一部表皮が切れて芯がでている。

衝立岩正面、過去に色々の事故があった。威圧感あります。

1P 目のチムニーを登る。
濡れているが足をのせるホールドはしっかりしている。

2P 目 ハーケンに導かれて快適なフェース。

本谷下部の雪渓をバックに高度感ある馬の背リッジ。
下に見える笹薮は濡れて滑りやすかった。

終了点へのビレー点から少し下で確保。この上の最終ピッチビレー点の足場は濡れており、最終ピッチもクラックが濡れ岩から雫も落ちていたので下降する。

滝沢スラブを眺める。
冬季登攀の映像記録や本での描写が思い浮かぶ。

南稜テラスから烏帽子奥壁を眺める。次回のルートはどこかな?今回初使用の登攀用ザックを購入したのでその写真でした。使い勝手良いとのことでした。

南稜テラスから出会いまでの雪渓を眺める。

今年の5月後半の出会いからの雪渓状態です。
次回はいつかな?

[メンバー] ねこ(L)、ちょう
[山行日] 2021.05.26(水)

written by:ちょう
月を選択

会員は相模原・厚木エリアを中心に、
町田、横浜、大和、座間、海老名、八王子に在住し、
様々な登山ジャンルで活動している地域山岳会です。

ページのトップへ戻る