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雪訓改め 宝永山 PH・・・

地球温暖化という緩い呼び方とはかけ離れた異常な気候変動、地球からみれば些細な変化かもしれないが、雪上訓練は中止となった。
同日に雪上訓練を予定していて同じく中止となった知人にも声をかけ、雪を踏むことを期待して宝永山に出掛けることにした。計画時の御殿場からのライブカメラでは、宝永山馬の背には雪面が広がっていた。

前日の土曜日夕刻に御殿場に着くと傘が必要な程の雨。今夜のテント泊の場所が気になる、屋根が欲しい・・・
ガッツさんお勧めの店は2時間半待ちだったため、別の店で夕食を済ませて水ヶ塚公園へ向かった。公園に着くころには雨は上がったが強く冷たい風が吹いていた。何台か車が止まっており車中泊している。

予定を1時間遅らせて就寝、夜中にテントの外に最初に出た時はガスに覆われていたが、次に出た時は満天の星空、冬のオリオンが低い位置に見えた。

簡単に朝食を済ませ、ヘッデンで出発。須山口は初めてのガッツさんにヘッデンでのルーファイを兼ねて先頭を歩いていただく。途中で男性2名に道を譲った。訊くと富士山頂を目指しているとのこと。若さがあるなぁ~と、羨ましい。

東雲が明るくなるのを見計らってご来光を撮影するため 15 分ほど足を止めた。樹林帯を抜けたあたりで撮影を目論んでいたがそれには間に合わなかった。

宝永山

樹林帯を抜け、宝永火口の縁で先ほどの2名が下りてきた。6合五勺まで行ったが強風のため下山、これから丹沢塔ノ岳を登りに行くらしい。足が速いなぁ・・・

馬の背手前の登り

馬の背

馬の背手前で登山道にわずかに残った雪を初めて踏んだ。火山礫の登山道は歩きづらく、高度を上げるに従い風も強くなり体が持っていかれた。

大砂走り

とても七合目までは行けそうになく、風も強いので御殿場口大砂走りに残る雪と氷混じりの礫をアイゼン装着で下った。

遊歩道からの宝永山と後ろに白く重なる富士山

新五合目五勺まで下りてくるとひと安心。二ッ塚を左に見て遊歩道に入ったが遊歩道から見る宝永山は初めて。公園までの途中で女性のグループと男女ペアに遭遇した。

コース上に雪は皆無に近かったけれど、多少は体力トレになった山行でした。

帰路、市街から見た逢魔が時の富士山は薄闇を纏い、寂しさがあった。東側からの眺めは何故か懐かしくよいものだといつも感じる。子供のころに母親の実家から見ていたであろう風景だからか。

[コースタイム] 12/17(日) 水ヶ塚公園[4:40]~(須山口登山道)~須山上り一合五勺[5:27]~御殿庭下[6:24]~ご来光休憩[6:38/6:52]~御殿庭中[7:12]~宝永第二火口縁[8:05]~宝永第一火口縁[8:22/8:37]~宝永山馬の背[9:59/10:19]~(御殿場口登山道大砂走り)~新五合目五勺[11:10/11:25]~幕岩上~須山下り一合五勺[12:28]~須山御胎内~南林道分岐[13:24]~水ヶ塚公園[13:45]=裾野温泉=帰相

[メンバー] しんめい、ガッツ、非会員(A)
[山行日] 2023.12.17(日)

written by:しんめい
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会員は相模原・厚木エリアを中心に、
町田、横浜、大和、座間、海老名、八王子に在住し、
様々な登山ジャンルで活動している地域山岳会です。

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