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入会について

【こだま】2023年 1月


もくじ
・こだま寄稿
   山登りの趣向の変化
   北海道ノープラン旅へ
・1月の例会
・新規掲載の山行ブログ


【こだま寄稿】山登りの趣向の変化
 寄稿:たけ
 2023.01.06

入会してから丸3年になる。

クライミングをやり始めたものの、周りに一緒に登れる相手がおらず、一緒に登れる仲間が欲しくて山岳会に入った。
入会当時、山岳会ではクライミングができれば良いと考えていて、それ以外は幅を広げるつもりはなかった。
暫くは会メンバーとはクライミング以外の活動はしてこなかったが、例会や HP でクライミング以外の活動を目にすると少しずつ興味が沸いてきた。

以前よく一緒に山に行っていた人に「私の職場では沢に行って怪我をして、次回沢登りで怪我をしたら退職だと釘を刺されている人がいるのを見ているので、私は沢登りはやらない」と聞かされていて、沢登りは危ないからやるまいと考えていた。
その一方、当山岳会では温かくなると沢登りに行くメンバーは沢山いて、山行記録を目にする機会が多い。
ある沢登りの山行記録を見たときに、夏の暑い中どっぷり水の中に浸かって涼しそうな写真を見つけた。
「沢登りってもしかして暑いときは良いんじゃね」と思ってしまい、次第に興味を持ち始めてしまった。

そう思ってからは行動が早かった。
秋になる前に沢登りに必要な道具を揃えて、シーズンが終わる前に沢に行くことに決めた。
何とか道具を揃えて、暑いうちに沢に行くことが出来た。
沢の中は涼しくて快適だったが、沢登り初日から首まで浸かってビックリした。
今では沢登りに行くのが楽しみになっている。

(了)


【こだま寄稿】北海道ノープラン旅へ
 寄稿:ton
 2023.01.20

前回は山を始めたきっかけを寄稿したが、山年数が少なく懐かしネタもないので、山以外のことを書くことにしました。

約 30 年前 20 才の頃、北海道ツーリングが人気でした。

夏休みのバイトで稼いだ 15 万をポケットにスクーターで北海道ノープラン旅へ
前年は大きいバイクで行ったのでカッ飛ばしてしまい、楽しみを逃した感があった。

あえての原チャリでメットインには着替えと CD プレーヤーのみ
旅をしながら途中でテントや寝袋を揃えて、野宿やライダースハウス(徒歩、自転車、バイクのみ 500~1000 円で泊まれる宿)で毎日バカ騒ぎ宴会をして過ごした。

頭から足まで右側全部毛を剃った半分男や勢いで退職願いを FAX するやつ
濃厚な人間だらけだった。
ひたすら道を走りながら目的地は決めずに晴れてる方に向かうのみ。
快適なスピードで気ままに寄り道、そこでの出会いでテキトーに旅が動いていく。
もちろん携帯なんぞ無い時代なので呼び出されることもない。

1週間ぐらいフラフラしてるうちに知床へ辿り着いた。
カムイワッカ湯の滝へ入りウトロから羅臼へ移動。
宿は瀬石のライダーハウス MAX 1泊 500 円、食事付きは 1500円 ぐらいだったような
風呂は波打ち際での五右衛門風呂、食事は主が漁で獲った魚や蟹を大きな鉄板で豪快な海鮮焼き。

真夜中まで宴が続き、話の勢いで翌朝から知床岬の突端まで1泊2日で歩いて行こうとなった。
行くか?ではない、行かざるを得ない雰囲気なのだ。
とはいいつつ結局ホントに行ったのは自分含めて3人だった。

翌早朝、地元の熊宿という所が山小屋的な位置付けになっているので挨拶に寄る。
◯時までになんちゃら岩を過ぎていなければ満潮で足場がなくなることとヒグマがいたら後退りで距離を取れ! 翌朝に漁船で迎えに行く!

ヒゲモジャの親父から説明を受け、食料と水で満パンの小さなリュックにテントとシュラフを紐でぶら下げてジーンズに穴ぼこだらけの VANS のスニーカーで出発。

思い出すと、かなり急峻な崖を何度も登ったり降りたり、海岸沿いをヘツったりした憶えがある。

幸いヒグマは遠めに見た程度で、12 時間程歩いて岬に辿りついた。
登山というよりは、アスレチックな感覚だったが普段歩いてないのに突然 20㎞ 歩いて足が棒になり靴の先は開いて指が見えていた。

調べると今でも岬までは歩けるが世界遺産に指定されたこともあり、現在は船でのお迎えは不可とのことです。
最近の記録を見てみると、ロープ、ハーネス、沢靴やらの装備で挑んでいる。
当時は若さの勢いでハイキングレベルの装備でよく行ったもんだと思います。

もう一度行く機会があれば、あの海鮮焼きを食べつつ沢登りで訪れたい!

(了)


【1月の例会】

日時:1月18日 19:30~21:15
場所:相模原市大野南公民館
出席:ふくいち(司会)、ton(議事録)、UTi、たけ、純、佐和ちゃん、KuriG、もん、みず、しんご、koji、かず、なべさん、しんめい、ふじ、みほさん、まり、ねこ、tam、Kimi、Tatsu、mimi、史一、Sanae、R1000(25名)
見学:1名


 

例会後の懇親会

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【新規掲載の山行ブログ】

◆ 2022.11.27     丹沢50ルート (No.16) ドーカク尾根 (たまのり)
◆ 2022.12.18     大山三峰 (ふじ)
◆ 2023.01.07 – 01.09  2023 新年山行@八ヶ岳 (冬合宿参加者全員)
◆ 2023.01.15     丹沢50ルート (No.15) 檜岳 (Sanae)
◆ 2023.01.21     初めてのアイスクライミング (けい)


おわり

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会員は相模原・厚木エリアを中心に、
町田、横浜、大和、座間、海老名、八王子に在住し、
様々な登山ジャンルで活動している地域山岳会です。

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