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【こだま】2023年 9月


もくじ
・こだま寄稿
   山にハマったきっかけ。(kanny)
   私の大峯奥駈道(前編)―2020年10月17日~10月24日の記録― その2(maa3)
・9月の例会
・新規掲載の山行ブログ


【こだま寄稿】山にハマったきっかけ。
 寄稿:kany
 2023.07.22

わたしはもともと運動が好きではなかった。
学生の頃の体育の時間も憂鬱だったし、ましてや登山なんて学校の自然教室で低山(出身が大阪なので登山教室は標高 624m の生駒山でした)に登らされることすら苦痛・・というくらいだったので、自ら望んで山に行く日が来るとは・・我ながら面白い。

そんな私が山に興味を持ったのは山岳信仰がきっかけでした。
仕事の都合で大阪から東京に引っ越してきて最初に住んだのは世田谷区のはずれ、10 分歩いたら調布市。という畑が多く残る町でした。
引っ越した当時は土地勘を得るためによく近所の散歩をしていて、
畑がある所で見かける「犬の絵が描いた紙」が目につき、これは何ぞ?と調べたところ
それは犬ではなく狼、自分が住んでるところから電車で行ける距離に御岳山という山がありそこに神社がある。というところまでは突き止め、(この時点ではまだ山岳信仰という言葉までは辿り着いていない)それから御岳山の狼信仰について書かれた「オオカミの護符」(小倉美恵子著)という本に出会い、ここでやっと山岳信仰という言葉を知りました。

両神山のオオカミ

登山口にある民宿の入り口に貼ってあった両神神社のお札

オオカミと言えば三峯神社…のオオカミ。「黙れ小僧!」とか言われそう。

こちらも三峯のオオカミ。耳が丸い。かわいい。

御岳神社ならバスとケーブルカーで行けるみたいだし、まあ行けるでしょと適当な恰好で赴いたところ神社までは参道やお店もある観光地だけど そこから奥宮に行くなら山道。
それからは、
御岳山以外にもオオカミ信仰の対象になってる山はたくさんあること。
オオカミじゃなくても山は信仰の対象であること。
信仰の道を辿ると所謂破線ルートだったり、登山道を外れることがあるので危ないこと。
それなりの場所に行くならきちんとした装備と体力が必要なこと。を学び、
登山講習会等に参加して山の歩き方から山での安全確保の方法などを学び、少しずつ高い山にも行くようになり、いつの間にか山に登ることそのものが楽しくなっていたのでした。
今は始めた頃よりもぐっと体力も付き、装備やできることも増えて、行ける場所も広がりました。
最近はクライミングに興味が向かっているので以前のようにゆっくり山を歩くような山行は少なくなりましたが、それでも山の中に小さな祠や石像を見つけると気になったり信仰の跡を見ると「ここに何があったんだろ?」と想像したりするのは相変わらず楽しいです。

いちばんお気に入りの御岳神社奥宮のオオカミ。
この手のオオカミを勝手に素朴系と呼んでいる。
狛犬ならぬ狛オオカミはおちんちんがある。

宝登山のオオカミ。痩せている・・・野生の証か?

(了)


【こだま寄稿】私の大峯奥駈道(前編)―2020年10月17日~10月24日の記録― その2
 元会員からの寄稿:maa3

2020年11月執筆

二蔵小屋から小笹ノ宿

2020年10月19日(月) 曇り後雨
 7:00 に曇天の中の出発だ。今日は小笹ノ宿を目指す。二蔵小屋から巻道を辿るか、大天井ケ岳(おおてんじょうがたけ)のピークを越えて五番関に至るのか最後まで逡巡したが、次に訪れることはないと思い大天井ケ岳を越えるルートを選択した。小屋からいきなりの急登で登山道を1時間ほど登るとお堂がある絶景ポイントの広場に到着した。ここは大天井茶屋跡らしく紅葉も美しい。更に 20 分ほどで大天井ケ岳山頂に立つことができる。ここから一気に女人結界門のある五番関へと1時間ほどの下りだ。

[大天井ケ岳山頂]

 女人結界門から先へは女性は入ることができない。しばらくは歩きやすい道が続く。紅葉が増々美しくなり、今宿跡を過ぎると登山道はいくつかの鎖場や階段が続く急登となる。この頃になると雨がしっかりと降ってきて気温も下がってきた。やがて洞辻茶屋(どろつじちゃや)が見えてきた。先客(男性)が5人、長屋のような茶店の建物の中で休んでいた。今日初めてお会いする登山者だ。聞くところによると、昨晩は大峯山(山上ケ岳)の宿坊で一泊し洞川(どろがわ)に下るとのことである。1時間半ほどで駐車場に到着するとのこと。私はこの雨の中、山上ケ岳を越えて小笹ノ宿まで頑張らないといけないわけで、少し羨ましく思えた。
洞辻茶屋を後にするとすぐに陀羅尼助茶屋(だらにすけ)で、ここから鐘掛岩(かねかけいわ)の先まで登りと下りで登山道が分かれている。左の登り専用路をとりしばらくすると“油こぼし”と呼ばれる鎖場と階段にさしかかるが、鎖にすがれば問題なく通過できる。

[洞辻茶屋]

[鐘掛岩]

 やがて洞辻茶屋から1時間ほどで鐘掛岩に到着する。ここで修行僧は左の鐘掛岩(20m ほど)を鎖などにすがって登るとのこと。私は登山に来たので目的が異なることと、時間が心配なので先を急ぐことにする。やがて修験道の行場として有名な西ノ覗岩に到着する。しかしながら天気が悪いためか番人や訪れる人は誰一人もいなかった。

[西の覗岩]

 この岩からザイルで逆さに吊るされた修行の者(観光客)が身を乗り出して、“親を大事にしているか?”“親の言いつけを守っているか?”等のいくつかのお約束事を宣誓させられる。雨が降って視界もよくないので早々にこの場を後にした。

[大峯山(山上ケ岳)への入口]

[山上ケ岳の宿坊群]

 やがて宿坊群が見えてきて登山道を忠実に辿ると大峯山寺(おおみねさんじ)に到着する。時に13時過ぎていて訪れる人もなく厳かで静かな佇まいであった。境内の一角に石碑が設置されていて“皇太子徳仁殿下 御登山記念碑”とあった。

[大峯山寺]

[皇太子徳仁殿下 御登山記念碑]

[大峯山寺本堂]

 大峯山寺から小笹ノ宿までは 40 分ほどの緩い尾根道を辿る。疲れているのか思ったより長く感じた。やがて4人ほど泊まれる広さの小屋が目に飛び込んできた。
計画ではこの日、行者還避難小屋(ぎょうじゃがえりひなんごや)に宿泊の予定であったが、思ったより疲労しているためここ小笹ノ宿に泊まることにした。

 小屋の入口はベニヤ板が数枚立てかけられていて訝しく思い取り除いて中に入ると入口の戸が壊れているため板を立てかけているのだと気付く。そのお蔭で夜は雨に濡れることはなかったが、外気が入ってくるため寒い思いをした。小屋の近くを多くの小沢が流れ水には不自由をしなかった。沢の流れに沿って、一帯は石垣が組まれて雛壇状態になっていることから、嘗ては人が住んでいたものと思われた。この晩は他に登山者が来ないようなので小屋の中にテントを張って過ごすことができて良かった。

[小笹ノ宿]

(続く)


【9月の例会】

日時:9月13日 19:30~21:00
場所:相模原市大野南公民館
出席:ton(司会)、まり(議事録)、なべさん、純、みず、KuriG、tam、R1000、ケンタ、しんめい、かず、佐和ちゃん、ねこ、Kimi、しんご、ガッツ、Tatsu、みほさん、mimi、UTi、ふくいち、もん、ふじ、kany、セレナ(25名)
見学:1名

労山基金(互助制度)の説明

例会後の懇親会

何時もの処


【新規掲載の山行ブログ】

◆ 2023.07.23 – 07.25  北岳バットレス 下部フランケ~Dガリー奥壁 (まり)
◆ 2023.08.05 – 08.06  袈裟丸沢・大源太川北沢本谷 (mimi)
◆ 2023.08.09 – 08.13  小川山廻り目平キャンプ場 (みなちゃん)
◆ 2023.08.25 – 08.27  ドタバタ女子☆全力投球の北鎌尾根 (mimi)
◆ 2023.08.26 – 08.27  避暑しに宝剣岳中央稜へ (ふくいち)
◆ 2023.09.01 – 09.03  錫杖岳 見張り塔からずっと・1ルンゼ (ねこ)


おわり

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会員は相模原・厚木エリアを中心に、
町田、横浜、大和、座間、海老名、八王子に在住し、
様々な登山ジャンルで活動している地域山岳会です。

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